2025年の事件・出来事 令和7年

この年に発生した事件・事故(15件)

  • 2025年1月22日 (令和7年) 長野県 殺人 公判中

    長野駅前3人殺傷事件

    2025年1月22日午後8時ごろ、長野市のJR長野駅善光寺口のバス乗り場付近で、男女3人が刃物で刺された事件。会社員の男性(49)が死亡し、30代の男性が重傷、40代の女性が軽傷を負った。犯人は逃走したが、県警は防犯カメラの映像をたどる捜査などで、4日後に長野市の無職の男を殺人未遂の疑いで逮捕し、のちに殺人の疑いでも再逮捕した。長野地検は約5か月の鑑定留置を経て、2025年8月に殺人と殺人未遂などの罪で男を起訴した。男は無罪を主張していると報じられ、2026年10月の時点で初公判の期日は公表されていない。

  • 2025年1月28日 (令和7年) 埼玉県 事故 終結

    八潮市道路陥没事故

    2025年1月28日、埼玉県八潮市中央一丁目の県道の交差点で道路が陥没し、走行中のトラックが穴に転落した事故。穴はその後二つに増えて一つにつながり、長さ約30メートル、深さ約10メートルに広がった。運転手は5月2日に救出され、死亡が確認された。原因は、地下約10メートルを通る県の流域下水道管が硫化水素で腐食したことと考えられている。流域の約120万人が下水道の使用自粛を求められ、国は全国の大口径の下水道管を緊急に調べさせた。2026年には、診断基準の法定化などを盛り込んだ改正下水道法が成立した。

  • 2025年2月26日 (令和7年) 岩手県 災害 終結

    大船渡市林野火災

    2025年(令和7年)2月26日、岩手県大船渡市赤崎町合足で発生した林野火災。記録的な少雨と強風の中で三陸町綾里や赤崎町に燃え広がり、延焼範囲は約3,370ヘクタールと昭和39年以降で最大となった。死者1人、住家90棟を含む226棟が焼損し、避難指示の対象は最大1,896世帯・4,596人に及んだ。3月9日に鎮圧、4月7日に鎮火。消防庁長官の火災原因調査は出火箇所を敷地と山林の境界付近と推定したが、発火源の特定には至らなかった。この火災を受けて消防庁は火災予防条例(例)を改正し、林野火災注意報を創設した。

  • 2025年3月 (令和7年) 東京都 サイバー犯罪 捜査中

    証券口座乗っ取り事件

    実在する証券会社を装った偽サイトなどで盗まれたIDやパスワードが悪用され、ネット取引の口座が第三者に乗っ取られて株式などが勝手に売買された事件。被害は2025年3月から急増した。金融庁が2026年10月9日に公表した暫定値では、2025年1月から2026年9月までに不正アクセス1万9,252件、不正取引1万642件が報告されている。不正アクセスを使った相場操縦では中国籍の男2人が逮捕され、うち1人が代表取締役を務める会社とともに起訴されて、2026年3月に東京地裁で有罪判決を受け、確定した。金融庁は監督指針を改正し、フィッシングに耐性のある多要素認証の必須化を証券会社に求めた。

  • 2025年3月11日 (令和7年) 東京都 殺人 公判中

    高田馬場ライブ配信中女性刺殺事件

    2025年(令和7年)3月11日午前、東京都新宿区高田馬場のJR高田馬場駅前の路上で、動画配信中だった女性(22歳)が、投げ銭や金銭の貸し借りを巡り関係がこじれた男(44歳)にナイフで刺され死亡した。男は殺人罪等で起訴され、東京地方裁判所は2026年7月15日、懲役16年(求刑懲役20年)の判決を言い渡した。

  • 2025年7月12日 (令和7年) 北海道 事故 終結

    福島町ヒグマ事件

    2025年7月12日の未明、北海道松前郡福島町三岳の住宅地で、新聞配達をしていた52歳の男性がヒグマに襲われて死亡した事故。北海道は同じ日、制度をつくってから初めての「ヒグマ警報」を町の全域に出した。加害個体は7月18日の未明、警察官職務執行法に基づいて銃で捕獲された。オスで、体長208センチ、体重218キロだった。DNA分析の結果、2021年に同じ町で農作業中の女性が死亡した事故の加害個体と同じだとわかった。警報は7月19日に注意報に切り替えられ、のちに解除された。

  • 2025年8月14日 (令和7年) 北海道 事故 終結

    羅臼岳ヒグマ人身事故

    2025年8月14日午前11時ごろ、北海道斜里町の知床国立公園にある羅臼岳の登山道(岩尾別コース)で、下山中の20代の男性がヒグマに襲われて死亡した事故。全登山口が緊急閉鎖され、山中の登山者71人がヘリコプターで救助された。翌15日、子グマ2頭を連れた母グマが見つかり、3頭とも銃で捕獲された。DNA分析で母グマが加害個体とわかった。検証報告書は原因を特定できないとしつつ、子を守る防御的な攻撃の可能性が高いとした。登山道は2026年7月5日に再開した。

  • 2025年8月18日 (令和7年) 大阪府 事故 公判中

    道頓堀ビル火災

    2025年8月18日午前、大阪市中央区宗右衛門町の道頓堀川沿いのビルで起きた火災。外壁の屋外看板を伝って隣の棟の5階に燃え広がり、消火にあたっていた大阪市消防局の隊員2人が6階で死亡した。消防局の事故調査報告書は、5階の扉を開けた際に起きたバックドラフトを直接のきっかけとし、想定し難い延焼や情報共有の不足など複合的な要因を指摘した。大阪府警は火のついたたばこを捨てたことが原因として男を書類送検し、大阪地検は2026年9月、重過失失火罪で在宅起訴した。消防庁は事故を受けて安全管理マニュアルを改正した。

  • 2025年9月5日 (令和7年) 静岡県 災害 終結

    令和7年台風第15号

    2025年(令和7年)9月4日に発生した台風第15号は、5日に四国、紀伊半島、東海地方に次々と上陸し、西日本から東日本の太平洋側に大雨をもたらした。5日昼過ぎ、静岡県では線状降水帯が発生し、竜巻などの激しい突風が相次いだ。牧之原市から吉田町にかけての竜巻は風速約75メートル(JEF3)と推定され、気象庁は1961年以降に国内で起きた竜巻として最大級だとした。静岡県のまとめでは死者1人、負傷者90人、住家の全壊76棟。牧之原市には被災者生活再建支援法が適用された。

  • 2025年9月12日 (令和7年) 東京都 殺人 捜査中

    赤坂従業員2人刺傷事件

    2025年(令和7年)9月12日午後5時25分ごろ、東京都港区赤坂のビル3階にあるアパレル会社事務所で、元従業員の男(61歳)が会社役員の男性(30代)を包丁で刺し、意識不明の重体を負わせた。包丁を取り上げようとした別の男性会社関係者(30代)も右手を切る軽傷を負った。男は殺人未遂容疑で現行犯逮捕され、解雇後に再就職先を紹介されないままだったことへの不満を動機として供述した。

  • 2025年9月29日 (令和7年) 東京都 サイバー犯罪 未解決

    アサヒグループへのランサムウェア攻撃

    2025年9月29日、アサヒグループホールディングスが日本で管理するシステムがランサムウェアで暗号化され、国内グループ各社の受注・出荷が止まった事件。攻撃者は障害の約10日前にグループ内の拠点のネットワーク機器から侵入していた。各社は手作業で受注を続け、物流が正常に戻ったのは2026年2月だった。個人情報は約191.4万件が漏えいのおそれとされ、その後も件数の修正が続いた。決算発表は大幅に遅れ、内部統制は「有効でない」と開示された。攻撃者の検挙は公表されていない。

  • 2025年11月18日 (令和7年) 大分県 事故 終結

    大分市大規模火災

    2025年(令和7年)11月18日夕方、大分県大分市佐賀関で発生した市街地火災。強風注意報が発表されるなか飛び火を伴って急激に延焼拡大し、鎮火までに16日を要した。消防庁と国土交通省の検討会報告書によると、死者1人・負傷者1人、焼損棟数196棟、焼損範囲は約6.39ヘクタールにのぼる。出火原因は焼損が激しく物証が認められなかったため不明とされた。密集住宅市街地と管理が不十分な空き家の存在が延焼を広げたとして、報告書は空き家に対する火災予防ガイドラインの策定などを提言した。

  • 2025年12月8日 (令和7年) 青森県 災害 終結

    2025年青森県東方沖地震

    2025年12月8日23時15分、青森県東方沖で起きたM7.5の地震。青森県八戸市で震度6強を観測し、北海道から岩手県の太平洋沿岸に津波警報が出た。消防庁の最終報では負傷者は46人で、死者はいなかった。翌9日未明、気象庁は2022年12月の運用開始以来初めて「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表し、北海道から千葉県までの7道県の市町村に1週間の「特別な備え」を呼びかけた。住民アンケートで対応に濃淡があったことなどがわかり、内閣府は2026年7月に防災対応ガイドラインを改訂した。

  • 2025年12月26日 (令和7年) 静岡県 テロ・無差別襲撃 公判中

    静岡三島工場刺傷事件

    2025年12月26日午後、静岡県三島市の横浜ゴム三島工場で、元従業員の男が従業員らを刃物で刺したり液体をまいたりし、20〜50代の男性15人がけがをした事件。報道によると、刃物で8人、のちに塩素系漂白剤と分かった液体で7人がけがをしたとみられる。男は従業員らに取り押さえられ、殺人未遂の疑いで現行犯逮捕された。静岡地検沼津支部は鑑定留置を経て、2026年5月と7月に、計8人に対する殺人未遂罪などで男を起訴した。動機は捜査関係者への取材として職場への不満などが報じられているが、初公判の期日は決まっていない。

  • 2025年12月31日 (令和7年) 茨城県 殺人 判決確定

    水戸ネイリスト殺害事件

    2025年(令和7年)12月31日夕、茨城県水戸市加倉井町のアパートで、ネイリストの女性(31)が元交際相手の男に殺害された事件。男は別れを受け入れられず、紛失防止タグを仕込んだぬいぐるみを女性の実家に届けて住まいを突き止めたうえ、女性の車にもタグを取り付けていた。タグによる位置情報の無断取得は、事件の前日に施行された改正ストーカー規制法で規制対象になったばかりだった。女性は4日前に水戸署へ匿名でストーカー相談の窓口を尋ねていた。水戸地裁の裁判員裁判は2026年9月30日に拘禁刑20年を言い渡し、10月15日に確定した。

この年にあった判決・逮捕などの動き(123件)

別の年に発生した事件の、その後の経過です。

スポンサーリンク