中野区住宅強盗傷害事件 通称: ルフィ広域強盗事件

発生日 2022年12月5日(令和4年)
経過 発生から3年7か月
発生場所 東京都 中野区
種別 強盗
状態 公判中
被害 死者 0人  負傷者 1人
2022年(令和4年)12月5日午前10時50分頃、東京都中野区の住宅に宅配業者を装った数人組が押し入り、在宅していた40代の男性を殴って負傷させ、現金約3千万円を奪った事件。実行役の一人は逃げ遅れて現場で逮捕された。捜査の結果、この事件はフィリピンの入国管理施設から実行役らに指示を出していたグループによる全国連続強盗事件(いわゆる「ルフィ」広域強盗事件)の一つと判明した。指示役とされる男らは2023年2月にフィリピンから移送され逮捕されたが、中野事件の指示役に対する裁判の期日は本稿執筆時点で未定である。
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事件の経過

2022年12月5日午前10時50分頃、東京都中野区の住宅に宅配業者を装った実行役の数人組が押し入った。在宅していた40代の男性は顔を殴られるなどして負傷し、現金約3千万円が奪われた。実行役のうち一人は逃げ遅れ、駆けつけた警察官により現場で逮捕された。当初は単発の住宅強盗事件として捜査が進められていたが、その後の捜査で、実行役らがSNSを通じて集められた「闇バイト」の応募者であり、フィリピンの入国管理施設に収容されていた男らが実行役に対し犯行の指示を出していたことが判明した。
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広域強盗事件としての位置づけ

この事件は、2022年5月から2023年1月にかけて全国5都府県で発生した一連の強盗事件(重点8事件)のうちの一つと位置づけられている。同一の指示役グループが関与したとされる事件の中には、東京都狛江市で発生し初の死者を出した住宅強盗殺人事件も含まれる。指示役とされた男ら4人は2023年2月7日、フィリピンからの強制送還の形で日本に移送され、到着後に逮捕された。組織内で末端に近い実行役の一部にはすでに有期刑や無期懲役の判決が言い渡されているが、中野事件の指示役に対する公判は本稿執筆時点で開始されておらず、司法手続きは継続中である。

組織の実態

捜査の過程で、実行役の多くはSNS上で高額な報酬をうたって募集された、いわゆる「闇バイト」の応募者であることが判明した。実行役同士は互いの素性を知らされないまま組み合わされ、使い捨ての通信手段を通じて指示役から個別に指示を受ける仕組みが取られていたとみられている。指示役グループはフィリピンの入国管理施設に収容された状態から実行役に指示を送っていたとされ、同種の手口による強盗事件は東京都狛江市の事件をはじめ全国で相次いで発生しており、複数の都道府県警察が合同で捜査にあたる異例の体制がとられた。実行役の多くは犯行の全体像を知らされないまま報酬目的で応募しており、末端の実行役と組織上位の指示役とで刑事責任の重さが大きく異なる点も、裁判の争点の一つとなっている。

審理・経過の流れ

  1. 事件・事故 2022年12月5日
  2. 逮捕 2022年12月5日 +0日
  3. 逮捕 2023年2月7日 +64日

経過

  1. 2022年12月5日
    令和4年

    事件・事故 宅配業者を装い住宅に押し入り金品を奪う

    男性を殴って負傷させ、現金約3000万円を奪った。

  2. 2022年12月5日
    令和4年

    逮捕 逃げ遅れた実行役の男を現場で逮捕

  3. 2023年2月7日
    令和5年

    逮捕 指示役とされる男ら4人がフィリピンから移送され逮捕

    強制送還の形で日本に移送され、到着後に身柄を確保された。

出典・公的資料

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レポート・記事などで本ページを参照する際は、以下の表記をご利用ください。

「中野区住宅強盗傷害事件」事件データベース jiken.jp、2026年7月29日閲覧。https://jiken.jp/cases/2022-nakano-robbery-case/

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更新履歴

  • 2026年7月16日 初版公開

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