今治ピアノ教師殺人事件 通称: 今治ピアノ教師殺害事件

現在 2026年10月、高松高裁が被告側の控訴を棄却し、一審の懲役22年を支持した(未確定)

この事件は公判中です。 判決が確定していない被告人・被疑者は、有罪判決が確定するまで無罪と推定されます。記述は2026年10月30日時点で確認できた公的資料・報道に基づいており、今後の審理により変わる可能性があります。

発生日 2024年1月26日(令和6年) 2024年(令和6年)の事件 / 1月26日に起きた事件
経過 発生から2年9か月
発生場所 愛媛県 今治市(松本町の住宅)
種別 殺人
状態 公判中
被害 死者 1人  負傷者 1人
2024年(令和6年)1月26日、愛媛県今治市松本町の住宅で、自宅でピアノ教室を開いていた女性(当時64歳)が首を刃物で切られて殺害された事件。女性の次女(当時35歳)の元交際相手の男(当時34歳)が、住宅に侵入して女性を殺害し、次女を車で連れ去って25時間余り監禁したなどとして、殺人や監禁など6つの罪で起訴された。現場では縛られた状態の男子中学生も見つかり、けがをしていた。松山地裁の裁判員裁判は2025年10月に懲役22年(求刑懲役25年)を言い渡し、高松高裁も2026年10月に被告側の控訴を棄却した。
今治ピアノ教師殺人事件を象徴する概念イラスト
※イメージ画像(生成AIによる概念イラストであり、実際の現場・関係者を写したものではありません)
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事件の経過

2024年(令和6年)1月26日午後6時10分ごろ、愛媛県今治市松本町の住宅で「出血している女性がいる」と110番通報があった。住人でピアノ教師の女性(当時64歳)が倒れており、病院に搬送されたが死亡が確認された。首などに複数の傷があり、凶器は現場で見つからなかった。女性は自宅でピアノ教室を開いていた。 住宅では、縛られた状態の男子中学生も見つかった。男子中学生はけがをして病院に運ばれたが、命に別条はなかった。報道では教室の生徒とみられると伝えられた。同じ家に住む女性の次女(当時35歳)とは連絡が取れなくなっており、何者かに連れ去られたとみられた。県警今治署は殺人事件として捜査を始めた。
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逮捕と起訴

翌27日夜、県警は次女の元交際相手の男(当時34歳)を、次女を連れ去る際に腕を引っ張るなどの暴行を加えた疑いで逮捕した。不明になっていた次女も見つかった。男は愛媛県西条市に住んでいた。 県警は2月16日、現場にいた男子中学生にけがをさせた疑いで男を再逮捕した。さらに3月8日、女性に対する殺人などの疑いで再逮捕した。この際、男が事件の数日前に包丁を購入していたことが報じられた。松山地検は3月29日、殺人などの罪で男を松山地裁に起訴した。

一審・松山地裁の判決

裁判員裁判の初公判は2025年10月15日、松山地裁(渡辺一昭裁判長)で開かれた。男は、殺人や、次女に対する監禁など6つの罪に問われた。男は女性への殺意を否認し、次女に対する監禁罪も成立しないと主張した。検察側は懲役25年を求刑した。 松山地裁は2025年10月31日、懲役22年(求刑懲役25年)の判決を言い渡した。判決は、男が強固な殺意に基づき、女性の首を包丁で5回切り付けたと認定した。次女については、男がうそを言って車に乗せ、25時間余りにわたって監禁したと判断した。周囲に助けを求めることは困難だったとして、監禁罪の成立も認めた。被告側は判決を不服として控訴した。

控訴審・高松高裁の判決

控訴審で被告側は、事実誤認と量刑不当を主張した。監禁罪については、車に乗せた行為が次女の意思に反していたかどうかが十分に審理されていないと訴えた。また、逃げ出すことができる状況だったので、監禁罪には当たらないと主張した。 高松高裁(冨田敦史裁判長)は2026年10月29日、一審判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。判決は、司法解剖を行った医師の証言の信用性は高いとした。そのうえで、強い力で首を5回切り付けた事実から強固な殺意を認めた一審の判断に、論理の飛躍はないと述べた。監禁罪についても、逃げ出せる状況ではなかったと認定した。量刑については、殺人の動機に酌量の余地は皆無で、一審判決の評価が不当とは言えないとした。 2026年10月30日時点で、判決は確定していない。

審理・経過の流れ

  1. 事件・事故 2024年1月26日
  2. 逮捕 2024年1月27日 +1日
  3. 逮捕 2024年2月16日 +20日
  4. 逮捕 2024年3月8日 +21日
  5. 起訴 2024年3月29日 +21日
  6. 公判 2025年10月15日 +565日
  7. 判決 2025年10月31日 +16日
  8. 判決 2026年10月29日 +363日

経過

  1. 2024年1月26日
    令和6年

    事件・事故 今治市松本町の住宅でピアノ教師の女性が殺害される

    女性(当時64歳)が死亡し、男子中学生1人が負傷。同居する次女が連れ去られた

  2. 2024年1月27日
    令和6年

    逮捕 次女の元交際相手の男を暴行容疑で逮捕

    次女を連れ去る際に暴行を加えた疑い。次女も見つかった

  3. 2024年2月16日
    令和6年

    逮捕 男子中学生にけがをさせた疑いで男を再逮捕

  4. 2024年3月8日
    令和6年

    逮捕 女性に対する殺人などの疑いで男を再逮捕

  5. 2024年3月29日
    令和6年

    起訴 松山地検が殺人などの罪で男を起訴

  6. 2025年10月15日
    令和7年

    公判 松山地裁で裁判員裁判の初公判

    男は殺意と監禁罪の成立を否認した

    松山地方裁判所

  7. 2025年10月31日
    令和7年

    判決 松山地裁が懲役22年の判決(求刑懲役25年)

    殺意と監禁罪の成立をいずれも認定した

    松山地方裁判所

  8. 2026年10月29日
    令和8年

    判決 高松高裁が被告側の控訴を棄却

    一審の懲役22年を支持した

    高松高等裁判所

出典・参考資料

この事件については、判決文・調査報告書などの一次資料をまだ確認できていません。以下は報道・文献などの参考資料です(出典の方針)。

さらに調べるには

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関連する法律用語

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「今治ピアノ教師殺人事件」事件JP、2026年10月30日閲覧。https://jiken.jp/cases/2024-imabari-piano-teacher-murder/
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更新履歴

  • 2026年10月30日 初版公開

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