調べ学習・レポートでの使い方

事件JPは、調べ学習・レポート・卒業論文などで、日本の事件・事故・災害を調べる際の入口として使えるように作っています。このページでは、本サイトの記事から一次資料(原典)までたどる方法と、引用の書き方をまとめました。

1. まず記事の「出典欄」を見る

各事件ページの末尾には、記述の根拠にした資料を一覧で載せています。種別ごとに次のように扱いが異なります。

  • ◆印の付いた資料(一次資料) — 判決文・調査報告書・白書・法令・官公庁の発表など、原典にあたる資料です。レポートでは、できるだけこちらを直接読んで引用してください。
  • 報道・参考文献 — 新聞・放送の記事や書籍・百科事典です。経緯を知るには便利ですが、数字や判決内容を引用するときは一次資料で確かめるのが確実です。

出典欄の見出しが「出典・参考資料」になっている記事は、一次資料をまだ確認できていない記事です(出典の方針)。

2. 一次資料をさらに探す

各記事の「さらに調べるには」欄から、次の公的な検索サービスに事件名を入れた状態で移動できます。

  • 国立国会図書館サーチ — 事件を扱った書籍・雑誌記事を探せます。
  • CiNii Research — 大学の紀要などに載った論文・判例研究を探せます。判例研究には判決の要点が整理されていることが多く、判決文を読む手がかりになります。
  • 裁判所 裁判例検索 — 公開されている判決文を読めます。すべての判決が公開されているわけではありません。
  • 国会会議録検索システム — 事件をきっかけに法律が変わった場合、国会での議論の記録を読めます。

本サイトが出典として使った一次資料は、一次資料ライブラリで種別ごとに一覧できます。

3. 引用の書き方

本サイトの記事を参照した場合は、各記事の「この記事を引用する」欄の表記をそのまま使えます。形式は次のとおりです。

「記事名」事件JP、閲覧日。URL

本サイトの記事は随時更新しています(各記事の「更新履歴」に記録しています)。閲覧日は必ず書いてください。判決内容や死者数などの重要な数字は、本サイトではなく、出典欄の一次資料を直接引用することをおすすめします。

発生月ごとの事件一覧はPDFでも配布しています。出典を表示すれば、授業や研究で自由に使えます(CC BY 4.0)。

4. 便利な探し方

  • 年表 — 「昭和40年代の事故」のように、時代ごとに調べたいとき。
  • 特集テーマ — 「事件が変えた法律・制度」「事故・災害が変えた安全対策」など、事件どうしのつながりを調べたいとき。
  • 統計 — 年代別・種別・都道府県別の件数を見たいとき。
  • 法律用語集 — 「起訴」「再審」「公訴時効」などの言葉の意味を確かめたいとき。

5. 重い内容を読むときに

本サイトは扇情的な描写を避けて記述していますが、人が亡くなった事件・事故・災害を扱っています。読んでいてつらくなったら、無理をせず読むのをやめてください。気持ちが落ち着かないときは、身近な大人や先生、厚生労働省「まもろうよ こころ」で紹介されている相談窓口に相談できます。

事件の被害者やご遺族は、今も実在する人々です。レポートで扱うときは、被害者の氏名や私生活に立ち入らず、「なぜ起きたのか」「社会や制度はどう変わったのか」に焦点を当てることをおすすめします。