6月の事件・事故 日にちごとに掲載(発生した事件33件)
6月1日
-
佐世保小6女児同級生殺害事件
2004年(平成16年)6月1日、長崎県佐世保市立大久保小学校で、小学6年の女児(当時12歳)が同級生の女児(当時11歳)にカッターナイフで切りつけられ死亡した。インターネットの交換日記を巡るトラブルが背景にあったとされる。加害女児は同年9月15日、児童自立支援施設送致の保護処分を受けた。
6月2日
-
菅生事件
1952年(昭和27年)6月2日、大分県の菅生村駐在所が爆破され、居合わせた共産党員5人が逮捕・起訴された事件。後に、警察官による自作自演の謀略事件であったことが判明し、被告らの無罪が確定した。
6月3日
-
雲仙普賢岳噴火災害(大火砕流)
1991年(平成3年)6月3日午後4時8分ごろ、長崎県島原市の雲仙普賢岳で大規模な火砕流が発生し、報道関係者や消防団員、警察官、住民ら死者40人・行方不明者3人の計43人が犠牲になった。避難勧告区域内での取材活動中に多くの報道関係者が巻き込まれたことから、火山災害時の警戒区域運用のあり方が問い直された。
6月4日
-
宝塚ボーガン殺傷事件
2020年(令和2年)6月4日午前10時15分ごろ、兵庫県宝塚市のアパートで、当時23歳の男が同居する祖母・弟・別居中の母をクロスボウ(ボーガン)で射殺し、駆け付けた伯母にも重傷を負わせた。男は殺人未遂の現行犯で逮捕された。事件を受け兵庫県は同年、ボーガンの適正管理を義務付ける全国初の条例を施行し、2022年には所持を都道府県公安委員会の許可制とする改正銃刀法が施行された。神戸地裁は2025年10月31日に無期懲役を言い渡し、同年11月17日に判決が確定した。
6月5日
-
神扇スプレー倉庫爆発火災
1999年(平成11年)6月5日午後7時30分ごろ、埼玉県幸手市の物流倉庫で、保管されていた殺虫剤用エアゾール製品(スプレー缶)約236万本が連鎖的に爆発・炎上する火災が発生した。鎮火までに約35時間を要し、倉庫と事務所あわせて約5000平方メートルが全焼したが、人的被害はなかった。倉庫は消防法上必要な貯蔵許可や届出を受けておらず、消防庁は同月28日付でエアゾール製品の適正保管を求める通達を全国の消防機関に発出した。
6月6日
-
川崎市輸血拒否事件
1985年(昭和60年)6月6日、神奈川県川崎市で交通事故により重傷を負った小学5年の男児が、両親が信仰上の理由で輸血を拒否したため、輸血を伴う手術を受けられずに死亡した事件。
6月7日
-
東鉄工業作業員宿舎放火殺人事件
1983年(昭和58年)6月7日午前3時45分ごろ、千葉県四街道市の東鉄工業株式会社の作業員宿舎で放火とみられる火災が発生し、社員2人が死亡、1人が火傷を負った。同社は新東京国際空港(成田空港)の航空燃料輸送パイプライン工事を請け負っており、極左暴力集団の中核派が空港建設への攻撃としてこの犯行声明を出した。実行犯は特定されないまま、1998年6月7日に殺人罪の公訴時効が成立し、未解決事件となっている。
6月8日
-
秋葉原通り魔事件
2008年(平成20年)6月8日昼、東京都千代田区外神田の秋葉原で、男(当時25歳)が2トントラックで交差点に突入して歩行者をはねた後、車を降りてダガーナイフで通行人らを次々と刺した。死者7人、負傷者10人を出す無差別殺傷事件となった。東京地方裁判所は2011年3月24日、殺人罪等で死刑判決を言い渡し、2015年2月17日に最高裁で確定、2022年7月26日に死刑が執行された。
-
KADOKAWA・ニコニコサイバー攻撃事件
2024年(令和6年)6月8日、KADOKAWAグループのニコニコ動画を含む複数サービスがランサムウェアを含むサイバー攻撃を受け、長期間の停止に追い込まれた事件。ハッカー集団「BlackSuit」が犯行声明を出し、約26万人分の個人情報が漏洩、KADOKAWAは特別損失24億円を計上した。攻撃者は本稿執筆時点で逮捕・起訴されていない。
6月9日
-
2018年東海道新幹線車内殺傷事件
2018年(平成30年)6月9日夜、東京発新大阪行き東海道新幹線「のぞみ265号」の車内で、乗客の男(当時22歳)がなたで乗客に切りつけ、女性2人が負傷し、女性をかばおうとした男性会社員(当時38歳)が死亡した。男は「刑務所に一生入るため」と供述し、2019年12月、無期懲役の判決を受けた。
6月10日
-
大阪心斎橋通り魔殺人事件
2012年(平成24年)6月10日、大阪市中央区の心斎橋筋商店街で、男が刃物で通行人を次々に切りつけ、2人が死亡した事件。加害者は出所直後で社会に居場所がないことを苦にしていたとされる。
6月11日
-
昭和電工川崎工場爆発事故
1964年(昭和39年)6月11日、神奈川県川崎市の昭和電工川崎工場で、漏洩した酸化プロピレンに引火して爆発が発生し、18人が死亡、117人が負傷した事故。犠牲者の多くは増設工事にあたっていた下請け労働者だった。
6月12日
-
新潟水俣病(第二水俣病)確認
1965年(昭和40年)6月12日、新潟県阿賀野川下流域で有機水銀中毒による健康被害が公式に確認された。原因は昭和電工鹿瀬工場が排出したメチル水銀で、熊本の水俣病に次ぐ「第二水俣病」として社会問題化した。
6月13日
-
戸塚ヨットスクール事件
愛知県のヨットスクールで、1979年から1982年にかけて訓練生5人が指導中の暴行等により死亡していたことが発覚し、1983年6月、校長の戸塚宏が傷害致死容疑で逮捕された事件。体罰による「スパルタ教育」の是非をめぐる社会的議論を呼んだ。
6月14日
-
岩手・宮城内陸地震
2008年(平成20年)6月14日午前8時43分ごろ、岩手県内陸南部を震源とするマグニチュード7.2の地震が発生し、岩手県・宮城県で最大震度6強を観測した。地震により大規模な土砂崩れや地すべりが相次ぎ、17人が死亡、6人が行方不明となった。
-
大分県教員採用汚職事件
2008年(平成20年)6月14日以降、大分県教育委員会の職員らが教員採用選考試験をめぐる収賄容疑で相次いで逮捕された。受験者の親である小学校教頭らから金品を受け取り、採用選考の点数を操作していたもので、校長・教頭候補者の選考試験でも同様の贈収賄が確認された。県教育委員会は調査プロジェクトチームを設け、同年8月29日に調査結果報告書を公表。不正に採用された教員への対応、選考試験の全面的な見直し、外部からの働きかけの記録・公表を柱とする改革に取り組んだ。文部科学省は全国の教育委員会に採用選考の点検を求め、教員採用の透明化が全国的に進む契機となった。
6月15日
-
安保闘争死亡事件(樺美智子さん)
1960年(昭和35年)6月15日、新安保条約批准に反対する全学連主流派のデモ隊が国会構内に突入し、警官隊と衝突した。この混乱の中で東京大学生の樺美智子さんが死亡した。
6月16日
-
横須賀線電車爆破事件
1968年(昭和43年)6月16日、横須賀線の北鎌倉駅〜大船駅間を走行中の電車内で、網棚に置かれた荷物が爆発した事件。乗客1人が死亡、14人が重軽傷を負った。犯人は元交際相手への恨みを動機に犯行に及び、死刑が確定・執行された。
6月17日
-
深川通り魔殺人事件
1981年(昭和56年)6月17日、東京都江東区の商店街で、覚醒剤中毒の妄想に苦しんでいた男が通行人を次々に襲撃し、その後人質をとって立てこもった事件。幼児2人を含む4人が死亡した。
6月18日
-
大阪府北部地震
2018年(平成30年)6月18日午前7時58分ごろ、大阪府北部を震源とするマグニチュード6.1の地震が発生し、大阪府内で最大震度6弱を観測した。高槻市立小学校のブロック塀が倒壊して登校中の女児が死亡するなど、大阪府内で6人が死亡した。ブロック塀の安全性を巡る全国的な点検・対策の契機となった。
6月19日
-
横浜港バラバラ殺人事件
2009年(平成21年)6月、東京・歌舞伎町の雀荘経営者の男性と会社員の男性が、千葉県船橋市内のホテルで監禁された末に殺害され、遺体が解体されて横浜港や山梨県内に遺棄された。裁判員裁判の導入後初めて言い渡された死刑判決であり、控訴取り下げにより裁判員裁判のみで初めて死刑が確定した事件となった。
6月20日
-
福岡一家4人殺害事件
2003年(平成15年)6月20日、福岡市内の民家で、衣料品販売業を営む男性とその妻・子ども2人の一家4人が、強盗目的で押し入った中国人留学生3人に殺害され、遺体は博多湾に遺棄された。実行犯の1人は日本で死刑が執行され、共犯2人は中国に逃亡後、現地で裁判を受けた。
6月21日
-
名護市女子中学生拉致殺害事件
1996年(平成8年)6月21日、沖縄県名護市で下校中の女子中学生(当時15歳)が男2人に拉致され、暴行を受けた末に殺害され、国頭郡国頭村の山中に遺棄された。犯人らは約半年後に逮捕され、1999年10月、無期懲役が確定した。現場には観音像が建立され、現在も追悼が続けられている。
6月22日
-
マツダ本社工場連続殺傷事件
2010年(平成22年)6月22日、広島県のマツダ本社工場に、契約打ち切りとなった元従業員の男が乗用車で侵入し、従業員らを次々にはねた事件。1人が死亡、11人が重軽傷を負った。
6月23日
-
渋谷駅駅員銃撃事件
2004年(平成16年)6月23日午前8時45分ごろ、東京都渋谷区の東京メトロ半蔵門線渋谷駅構内で、男が現金の入った紙袋を奪おうとして駅員に拳銃を発砲し、重傷を負わせた。男は同年5月に横浜市の中華料理店経営者を射殺した強盗殺人事件の実行犯で、渋谷駅での犯行後にNHKに電話して警視庁に出頭した。東京地裁は無期懲役、東京高裁は死刑を言い渡し、2011年3月に最高裁が上告を棄却して死刑が確定、2013年9月に執行された。
6月24日
-
吹田・枚方事件
1952年(昭和27年)6月24日から25日にかけて、朝鮮戦争開戦2周年を機に、大阪府吹田市では労働者・学生・在日朝鮮人らが国鉄吹田操車場に突入して警察官と衝突し(吹田事件)、同時期に枚方市では旧陸軍工廠の施設が爆破される事件が発生した(枚方事件)。血のメーデー事件・大須事件と並ぶ戦後三大騒擾事件の一つとされる。吹田事件では111人が騒擾罪などで起訴されたが、1972年3月17日の最高裁判決で騒擾罪の不成立が確定した。
6月25日
-
昭和28年西日本水害
1953年(昭和28年)6月25日から29日にかけて、梅雨前線による記録的豪雨が九州北部を中心に西日本を襲い、死者759人・行方不明者242人を出した大水害。熊本市街地の広範囲が浸水するなど、戦後最悪級の被害となった。
6月26日
-
時津風部屋力士暴行死事件
2007年(平成19年)6月、大相撲時津風部屋で、17歳の新弟子が親方や兄弟子から暴行を伴う「稽古」を受け、翌26日に死亡した事件。死因は当初「急性心不全」とされたが、後に暴行による「挫滅症候群」と判明した。
6月27日
-
みどり荘事件
1981年(昭和56年)6月27日深夜から28日未明にかけて、大分県大分市六坊町のアパート「みどり荘」で、18歳の女子短大生が自室で殺害された。隣室に住んでいた男性が翌年1月に逮捕・起訴され、大分地方裁判所は1989年に無期懲役を言い渡したが、福岡高等裁判所は1995年6月30日に逆転無罪を言い渡し、検察が上告を断念して確定した。有罪の主要な根拠とされた毛髪鑑定は控訴審の再鑑定で否定され、日本で初めて裁判所の職権によってDNA型鑑定が採用された事件としても知られる。真犯人は特定されないまま1996年に公訴時効が成立した。
-
松本サリン事件
1994年(平成6年)6月27日夜、長野県松本市の住宅街で神経剤サリンが散布され、死者8人(事件後に死亡した1人を含む)、多数の負傷者を出した事件。当初は第一通報者が疑われたが、後にオウム真理教による組織的犯行と判明し、地下鉄サリン事件と併せて一連の教団関連裁判で審理された。
6月28日
-
碧南市パチンコ店長夫婦殺害事件
1998年(平成10年)6月28日夜から29日未明にかけて、愛知県碧南市の民家でパチンコ店店長の男性とその妻が男3人組に襲われ、殺害されて金品を奪われた。DNA型の再鑑定により2010年代に犯人が特定され、主犯格の男は2019年、最高裁で死刑が確定した。
6月29日
-
平成11年6月豪雨
1999年(平成11年)6月29日、梅雨前線の影響で広島県を中心に猛烈な集中豪雨が発生し、土石流やがけ崩れが相次いだ。広島県内で死者31人・行方不明者1人の被害を出し、都市近郊の新興住宅地が土砂災害に襲われる「都市型土砂災害」として注目された。この災害を契機に、土砂災害防止法が翌2000年に制定された。
6月30日
-
宮森小学校米軍機墜落事故
1959年(昭和34年)6月30日、沖縄県石川市(現・うるま市)の宮森小学校に、整備不良で操縦不能となった米軍のジェット戦闘機が墜落した事故。児童11人を含む18人が死亡し、210人が負傷した。
6月の事件一覧をPDFで持ち出す
このページの33件を、一覧表・要約・出典つきでまとめたPDFです。 出典を表示すれば授業・研究・報道にそのまま使えます(CC BY 4.0)。
出典: https://jiken.jp/date/06/(2026-09-15 取得)/ 事件JP