松本サリン事件

発生日 1994年6月27日(平成6年)
経過 発生から32年1か月
発生場所 長野県 松本市
種別 テロ・無差別襲撃
状態 判決確定
被害 死者 8人
1994年(平成6年)6月27日夜、長野県松本市の住宅街で神経剤サリンが散布され、死者8人(事件後に死亡した1人を含む)、多数の負傷者を出した事件。当初は第一通報者が疑われたが、後にオウム真理教による組織的犯行と判明し、地下鉄サリン事件と併せて一連の教団関連裁判で審理された。
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事件の概要

6月27日午後11時ごろ、松本市北深志の住宅街でサリンが散布され、周辺住民に多数の被害が出た。当初は第一通報者が被疑者扱いされ、報道被害が社会問題となった。後の捜査で、教団施設をめぐる訴訟の裁判官宿舎を狙ったオウム真理教による犯行と判明した。
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第一通報者への報道被害

事件直後、被疑者不詳のまま第一通報者の自宅が家宅捜索され、薬品類などが押収された。第一通報者は連日の任意の取り調べを受けるとともに、捜査機関からの情報を基にした未確認情報がメディアで大きく報じられ、事実上の犯人であるかのように扱われる深刻な報道被害を受けた。1995年3月の地下鉄サリン事件後の捜査でオウム真理教による組織的犯行と判明し、疑いは完全に晴れた。多くの報道機関は事後に謝罪文を掲載したが、捜査機関からの公式な謝罪は行われなかった。

裁判の経過と社会的影響

本事件は地下鉄サリン事件など一連の教団関連事件とあわせて審理され、長期にわたった裁判の結果、教団代表であった松本智津夫(麻原彰晃)を含む関係者に死刑が確定した。2018年7月6日と同月26日の2度にわたり、死刑が確定していた教団幹部らの刑が執行された。また、本事件をめぐる報道被害は、犯罪報道における推定無罪原則や実名報道のあり方を問う契機となり、後年のメディア倫理をめぐる議論に大きな影響を与えた。

経過

  1. 1994年6月27日
    平成6年

    事件・事故 松本市の住宅街でサリン散布

    死者8人(事件後の死亡認定1人を含む)

  2. 1995年3月22日
    平成7年

    捜査 オウム真理教関連施設へ一斉強制捜査

    地下鉄サリン事件を受けた捜査で教団の関与が解明

  3. 2018年7月6日
    平成30年

    その他 教団幹部らの死刑執行

    一連の教団関連事件で死刑が確定していた松本智津夫(麻原彰晃)ら7人の死刑を執行(同月26日に残る6人を執行)。

出典・公的資料

一次資料 1件 判決文・白書・調査報告書・法令など、原典にあたれる資料を掲載しています。

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レポート・記事などで本ページを参照する際は、以下の表記をご利用ください。

「松本サリン事件」事件データベース jiken.jp、2026年7月29日閲覧。https://jiken.jp/cases/1994-matsumoto-sarin/

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更新履歴

  • 2026年7月11日 本文を増補(「第一通報者への報道被害」「裁判の経過と社会的影響」の2セクション、経過1件、出典2件を追加)
  • 2026年7月11日 初版公開

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