佐世保小6女児同級生殺害事件
| 発生日 | 2004年6月1日(平成16年) |
|---|---|
| 経過 | 発生から22年1か月 |
| 発生場所 | 長崎県 佐世保市(市立大久保小学校) |
| 種別 | 殺人 |
| 状態 | 判決確定 |
| 被害 | 死者 1人 負傷者 0人 |
特集
事件が変えた法律・制度
2004年(平成16年)6月1日、長崎県佐世保市立大久保小学校で、小学6年の女児(当時12歳)が同級生の女児(当時11歳)にカッターナイフで切りつけられ死亡した。インターネットの交換日記を巡るトラブルが背景にあったとされる。加害女児は同年9月15日、児童自立支援施設送致の保護処分を受けた。
事件の経過
2004年6月1日午後0時20分ごろ、長崎県佐世保市立大久保小学校で、給食の準備時間に小学6年の女児(当時12歳)が、同級生の女児(当時11歳)から「ちょっといい?」と声をかけられ、教室から50メートルほど離れた空き教室に連れて行かれた。カーテンが閉め切られたその部屋で、加害女児は被害女児を椅子に座らせ、背後からカッターナイフで首を切りつけた。被害女児は搬送先の病院で死亡が確認された。加害女児はその日のうちに教員に自ら犯行を申し出て発覚した。
背景と処分の経過
2人はともにパソコンに関心があり、学校の授業を通じて親しくなった間柄だった。加害女児は6年生になる直前まで地域のミニバスケットボールクラブに被害女児と共に所属していたが退部し、インターネットの世界に傾倒するようになった。クラス内で回されていた交換日記を巡り、加害女児の書き込みを不快に感じた被害女児側から「もう抜けてほしい」という趣旨のメッセージが伝えられており、これが直接のきっかけになったとみられる。加害女児は事件当時11歳で刑事責任を問えない年齢だったため、児童相談所を経て長崎家庭裁判所佐世保支部に送致された。家庭裁判所は精神鑑定のための鑑定留置を経て、2004年9月15日、加害女児を児童自立支援施設に送致し、2年間は施設の許可なく外出できない強制的措置を取れる保護処分を決定した。加害女児の実名や写真を一部週刊誌が掲載したことは、少年法が定める推知報道の禁止のあり方を巡る議論を呼んだ。被害女児の父親は当時、地元新聞社の支局長で、母親を早くに亡くしていた父子家庭だった。事件後、父親と兄は取材対応に追われる中で気丈に振る舞い続けたが、事件から20年以上が経過した後も、加害女児本人からの直接の謝罪はないままで、遺族の心情に配慮した継続的な支援のあり方が課題として指摘されている。事件は、当時普及し始めていたインターネットや電子掲示板が子ども同士のトラブルの引き金になった事例として大きく報じられ、学校におけるインターネット利用や情報モラル教育の必要性が議論される契機ともなった。
経過
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2004年6月1日
平成16年事件・事故 小学校で女児が同級生に切りつけられ死亡
被害女児(当時12歳)が死亡。
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2004年9月15日
平成16年その他 長崎家庭裁判所佐世保支部が児童自立支援施設送致を決定
2年間の強制的措置を取れる保護処分。
長崎家庭裁判所佐世保支部
出典・公的資料
- その他
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「佐世保小6女児同級生殺害事件」事件データベース jiken.jp、2026年7月29日閲覧。https://jiken.jp/cases/2004-sasebo-classmate-murder/
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更新履歴
- 2026年7月17日 初版公開
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