2009年の事件・出来事 平成21年

この年に発生した事件・事故(7件)

  • 2009年2月21日 (平成21年) 鳥取県 殺人 判決確定

    米子市会計事務所社長殺害事件

    2009年(平成21年)2月21日、鳥取県米子市日ノ出町の会計事務所のビルと隣の自宅で、事務所の社長で税理士の男性(当時82歳)と同居の女性(当時74歳)が、事務所の経理担当役員の男に殺害された事件。男は2人のキャッシュカードなどを奪い、口座から計1210万円を引き出した。被害者が複数の強盗殺人事件を裁く全国初の裁判員裁判となり、裁判員裁判で初めて死刑が求刑されるかが注目されたが、検察の求刑は無期懲役だった。鳥取地裁は2010年3月に求刑どおり無期懲役を言い渡し、2012年7月に最高裁が上告を退けて確定した。

  • 2009年3月19日 (平成21年) 群馬県 事故 判決確定

    静養ホームたまゆら火災

    2009年(平成21年)3月19日午後10時45分ごろ、群馬県渋川市北橘町八崎の高齢者施設「静養ホームたまゆら」から出火し、木造平屋建ての3棟が全半焼して入所者10人が死亡、1人が負傷した火災。施設は老人福祉法の届出をしていない、いわゆる未届の有料老人ホームで、入居者の多くは東京都墨田区から生活保護を受ける高齢者だった。夜間の職員は1人で、自動火災報知設備はなく、屋外への出口は入所者が容易に解錠できない形で施錠されていた。事故後、厚生労働省・消防庁・国土交通省は全国の未届施設の緊急調査を行い、消防法令違反が8割を超えることが判明した。運営法人の元理事長は業務上過失致死罪で起訴され、前橋地方裁判所は2013年1月18日、禁錮2年・執行猶予4年を言い渡した(元理事は無罪)。

  • 2009年4月4日 (平成21年) 鳥取県 殺人 判決確定

    鳥取連続不審死事件

    2009年4月と10月、鳥取県で、女に金の支払いを求めていた男性2人が、睡眠薬などを飲まされたうえで海と川に誘い込まれて溺死させられた強盗殺人事件。女の周辺で男性の死が相次いだことから「連続不審死」と報じられたが、裁判で殺害と認定されたのはこの2人の事件である。直接の証拠がない中、裁判員裁判の鳥取地裁は2012年に状況証拠を積み重ねて女を犯人と認め、死刑を言い渡した。2017年に最高裁が上告を棄却して死刑が確定し、女は2023年に拘置所で死亡した。

  • 2009年5月25日 (平成21年) 東京都 殺人 未解決

    板橋区資産家夫婦放火殺人事件

    2009年(平成21年)5月25日、東京都板橋区の民家で、不動産賃貸業を営む資産家の夫婦が殺害され、放火された事件。現金が現場に残されていたことなどから、面識のある人物による犯行の可能性が指摘されているが、未解決のまま捜査が続いている。

  • 2009年6月19日 (平成21年) 千葉県 殺人 判決確定

    横浜港バラバラ殺人事件

    2009年(平成21年)6月、東京・歌舞伎町の雀荘経営者の男性と会社員の男性が、千葉県船橋市内のホテルで監禁された末に殺害され、遺体が解体されて横浜港や山梨県内に遺棄された。裁判員裁判の導入後初めて言い渡された死刑判決であり、控訴取り下げにより裁判員裁判のみで初めて死刑が確定した事件となった。

  • 2009年6月19日 (平成21年) 鹿児島県 殺人 終結

    鹿児島高齢夫婦殺害事件

    2009年(平成21年)6月19日朝、鹿児島市下福元町の住宅で、住人の夫(当時91歳)と妻(当時87歳)がスコップで頭や顔を殴られて死亡しているのが見つかった事件。強盗殺人などの罪で起訴された無職の男性(当時70歳)に対し、検察は死刑を求刑したが、鹿児島地裁の裁判員裁判は2010年12月に無罪を言い渡した。死刑求刑の裁判員裁判で初めての無罪判決だった。検察の控訴後、控訴審を前に男性が病死し、2012年3月に公訴棄却となった。犯人は特定されていない。

  • 2009年10月26日 (平成21年) 島根県 殺人 終結

    島根女子大生死体遺棄事件

    2009年(平成21年)10月26日、島根県浜田市で島根県立大学1年の女子学生(19)が行方不明になり、11月6日以降、広島県山県郡北広島町の臥龍山付近で遺体が相次いで発見された。広島・島根両県警は合同捜査本部を設置したが被疑者を特定できないまま、死体遺棄罪の公訴時効を迎えた2012年に殺人罪へ切り替えて捜査を継続した。2016年、事件直後に交通事故で死亡していた男が所持していたデジタル機器から復元された画像により被疑者と特定され、2017年1月、松江地方検察庁が被疑者死亡による不起訴処分とした。

この年にあった判決・逮捕などの動き(43件)

別の年に発生した事件の、その後の経過です。

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