2010年の事件・出来事 平成22年

この年に発生した事件・事故(9件)

  • 2010年2月10日 (平成22年) 宮城県 殺人 判決確定

    石巻3人殺傷事件

    2010年(平成22年)2月10日、宮城県石巻市の民家に、当時18歳の少年が包丁を持って押し入り、元交際相手の少女の姉とその友人の女子高生の2人を刺殺し、居合わせた男性1人にも重傷を負わせたうえ、少女を連れ去った事件。少年は殺人罪などに問われ、裁判員裁判で死刑を言い渡された。控訴・上告はいずれも退けられ、2016年(平成28年)に死刑が確定した。2009年に開始された裁判員制度のもとで、少年に死刑が確定した初めての事例となった。

  • 2010年3月1日 (平成22年) 宮崎県 殺人 判決確定

    宮崎家族3人殺害事件

    2010年(平成22年)3月1日早朝、宮崎市の自宅で、建設会社社員の男(当時22歳)が、同居していた生後5か月の長男、妻(当時24歳)、義母(当時50歳)の3人を殺害し、長男の遺体を勤務先の資機材置場に埋めた事件。宮崎地裁の裁判員裁判は2010年12月に求刑通り死刑を言い渡した。裁判員裁判での死刑判決は全国で3例目だった。福岡高裁宮崎支部も一審を支持し、2014年10月に最高裁が上告を棄却して、同年11月に死刑が確定した。

  • 2010年4月20日 (平成22年) 宮崎県 その他 終結

    宮崎県口蹄疫

    2010年(平成22年)4月20日、宮崎県児湯郡都農町の農場で家畜伝染病の口蹄疫の発生が確認された。感染は近隣の畜産密集地帯へ急速に広がり、宮崎県は5月18日に県として初めての非常事態宣言を発出。5月22日からは制限区域内の家畜へのワクチン接種が始まった。最終的に1,304戸の農場で28万8,649頭の牛と豚が処分され、県内の経済被害は2,350億円と推計されている。8月27日に終息宣言が出されるまで約4か月を要した。流行のさなかの6月4日には口蹄疫対策特別措置法が公布・施行され、防疫体制の枠組みそのものが見直されることになった。

  • 2010年6月22日 (平成22年) 広島県 テロ・無差別襲撃 判決確定

    マツダ本社工場連続殺傷事件

    2010年(平成22年)6月22日、広島県のマツダ本社工場に、自己都合退職したばかりの元従業員の男が乗用車で侵入し、従業員らを次々にはねた事件。1人が死亡、11人が重軽傷を負った。

  • 2010年8月26日 (平成22年) 福井県 事故 終結

    もんじゅ炉内中継装置落下事故

    2010年(平成22年)8月26日、福井県敦賀市の高速増殖原型炉「もんじゅ」で、燃料交換後の片付け作業中に、重さ約3.3トンの炉内中継装置を原子炉容器内に落下させた事故。装置の引き抜きは難航して完了までに約1年を要し、運転再開からわずか3か月での重大トラブルは、2016年のもんじゅ廃炉決定に至る経緯の重要な転機の一つとなった。

  • 2010年9月7日 (平成22年) 沖縄県 汚職・政治事件 終結

    尖閣諸島中国漁船衝突事件

    2010年(平成22年)9月7日、沖縄県石垣市の尖閣諸島付近の日本領海内で、違法操業していた中国漁船が海上保安庁の巡視船2隻に相次いで衝突した事件。中国人船長は公務執行妨害容疑で逮捕されたが、那覇地検は9月24日、日中関係を考慮して処分保留のまま釈放した。中国側はレアアース輸出の事実上の停止などの対抗措置を取り、日中関係は緊張した。

  • 2010年9月21日 (平成22年) 大阪府 汚職・政治事件 判決確定

    大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件

    2010年(平成22年)9月21日、朝日新聞のスクープにより、大阪地検特捜部の前田恒彦主任検事が、厚生労働省の郵便不正事件で起訴されていた村木厚子元局長の裁判の証拠物であるフロッピーディスクのデータを改ざんしていたことが発覚した事件。前田検事は同日中に証拠隠滅容疑で逮捕され、上司の特捜部長・副部長も事件の隠蔽を図ったとして逮捕された。

  • 2010年10月2日 (平成22年) 山形県 放火 判決確定

    山形・東京連続放火殺人事件

    2010年(平成22年)10月2日、山形市下条町の住宅が放火されて全焼し、住人の夫婦2人が死亡した事件と、2011年11月24日に東京都江東区の集合住宅で女性1人が殺害され、部屋が放火された事件をあわせた連続殺人事件。いずれも被害者は、名古屋市の男が交際していた男性の親だった。山形の火災は当初、事件性が判断されなかったが、東京の事件で逮捕された男の供述から放火と分かった。東京地裁の裁判員裁判は2013年に死刑を言い渡し、2016年6月13日に最高裁が上告を棄却した。

  • 2010年11月4日 (平成22年) 秋田県 殺人 判決確定

    秋田弁護士刺殺事件

    2010年(平成22年)11月4日未明、秋田市泉北の弁護士の男性(当時55歳)の自宅に、かつて離婚後の財産分与で相手方の代理人を務めた男(当時66歳)が侵入し、男性を刃物で刺して殺害した事件。妻の110番で駆け付けた警察官が、拳銃を取り上げていた男性を取り押さえ、その間に男が刃物を取りに戻って男性を刺したことから、警察の対応が問われた。男は2016年5月に無期懲役が確定した。遺族が起こした国家賠償訴訟では、2019年12月、警察官の対応に過失があったとして秋田県の賠償責任を認めた判決が確定した。

この年にあった判決・逮捕などの動き(54件)

別の年に発生した事件の、その後の経過です。

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