その他事件の一覧(44件)|発生日・判決・出典つき
種別「その他」の事件を発生日の新しい順に掲載しています。
「その他」には、上記いずれの種別にも当てはまらない事件を分類しています。クーデター未遂や政治的な騒乱、脱獄、誤認逮捕など、性質の異なる事件が含まれます。掲載事件は、判決文や国立公文書館・国会会議録などの公的資料、信頼できる報道機関の記事に基づき事実関係を確認したうえで記録しています。
44 件
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電通過労自殺事件
2015年、大手広告代理店・電通の新入社員だった高橋まつりさん(当時24歳)が、本採用直後からの急激な業務量増加による極度の長時間労働とパワーハラスメントによりうつ病を発症し自殺した事件。三田労働基準監督署が労災認定し、法人としての電通は労働基準法違反で有罪判決(罰金50万円)を受けた。政府が推進した「働き方改革」関連法制定の直接的な契機となった。
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桜宮高校バスケットボール部体罰自殺事件
大阪市立桜宮高校バスケットボール部の男子生徒が、顧問から日常的に体罰を受けた末に自殺した事件。学校における体罰のあり方が全国的な議論となった。
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広島刑務所中国人受刑者脱獄事件
広島刑務所の運動場から中国籍の受刑者が脱走した事件。塀を乗り越えて逃走し、約54時間後に広島市内で身柄を確保された。
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大津市中2いじめ自殺事件
2011年(平成23年)10月11日、滋賀県大津市の市立中学校2年の男子生徒が、同級生からのいじめを苦に自殺した事件。学校と市教育委員会がアンケートでいじめを示唆する回答を得ながら十分に調べなかったことが2012年の報道で明らかになり、社会問題化した。大津市の第三者調査委員会はいじめが自殺の直接的な要因だったと認定した。遺族と大津市の訴訟は2015年に和解し、元同級生を相手取った訴訟は2021年に最高裁で確定した。2013年制定の「いじめ防止対策推進法」の契機となった。
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宮崎県口蹄疫
2010年(平成22年)4月20日、宮崎県児湯郡都農町の農場で家畜伝染病の口蹄疫の発生が確認された。感染は近隣の畜産密集地帯へ急速に広がり、宮崎県は5月18日に県として初めての非常事態宣言を発出。5月22日からは制限区域内の家畜へのワクチン接種が始まった。最終的に1,304戸の農場で28万8,649頭の牛と豚が処分され、県内の経済被害は2,350億円と推計されている。8月27日に終息宣言が出されるまで約4か月を要した。流行のさなかの6月4日には口蹄疫対策特別措置法が公布・施行され、防疫体制の枠組みそのものが見直されることになった。
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徳島刑務所暴動事件
2007年(平成19年)11月16日午前9時25分ごろ、徳島刑務所の第2工場で受刑者が刑務官に暴行し、20数人が加勢する騒じょうが起きた。背景には、施設の医務課長による診療のあり方について多数の受刑者が不服を申し立てていた経緯があり、告発の中心となった受刑者が隔離・移送されようとしたことが引き金になったとされる。刑事施設及び受刑者等の処遇に関する法律が施行された翌年の出来事で、受刑者の不服申立てや刑事施設視察委員会の意見を施設がどう受け止めるか、矯正医療をどう確保するかという課題を突きつけた。医務課長らに対する刑事告訴は不起訴に終わった。
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四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件
三重県四日市市のショッピングセンターで、窃盗の疑いをかけられた男性が周囲の客らに取り押さえられた後に死亡した事件。
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九州南西海域工作船事件
2001年(平成13年)12月22日、九州南西海域(東シナ海)で海上保安庁の巡視船が北朝鮮の工作船を約16時間にわたり追跡した事件。停船命令を無視して逃走を続けた工作船は、巡視船を自動小銃やロケットランチャーで攻撃し、巡視船の正当防衛射撃の後、自爆とみられる爆発を起こして沈没した。海上保安官3人が負傷した。
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能登半島沖不審船事件
1999年(平成11年)3月23日、石川県能登半島沖などの日本領海内で発見された不審船2隻を海上保安庁・海上自衛隊が追跡した事件。24日未明に自衛隊創設以来初の海上警備行動が発令されたが、2隻は防空識別圏外へ逃走した。政府は後に2隻を北朝鮮の工作船と判断した。
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山形マット死事件
1993年1月13日、山形県新庄市立明倫中学校の体育館用具室で、巻いて立て掛けてあったマットの中から1年生の男子生徒(当時13歳)が逆さの状態で見つかり、窒息死していた事件。上級生ら7人が逮捕・補導されたが、少年審判では山形家裁が3人を非行なしとする一方、仙台高裁は7人全員の関与を認めるなど判断が分かれた。遺族の民事訴訟も一審と二審で結論が分かれ、2005年に7人の賠償責任が確定した。この事件は、少年審判の事実認定の手続きを見直す2000年の少年法改正のきっかけとなった。
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豊島産業廃棄物不法投棄事件
1990年(平成2年)11月16日、兵庫県警察が香川県小豆郡土庄町の豊島(てしま)で産業廃棄物処理業者の事業場を廃棄物処理法違反の容疑で強制捜査し、瀬戸内海国立公園内の島に大量の産業廃棄物が不法投棄されていた実態が明らかになった。業者は「ミミズによる土壌改良剤化処分」を名目に県の許可を得ていたが、1980年代からシュレッダーダストや廃油などを大量に持ち込み、野焼きを続けていた。住民が申請した公害調停は2000年6月6日に成立し、香川県知事は廃棄物の認定を誤り指導監督を怠ったことを認めて住民に謝罪し、県が原状回復を行うことになった。搬出された廃棄物・汚染土壌は約91万トンにのぼり、廃棄物処理法の見直しにつながった戦後最大級の不法投棄事件とされる。
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薬害肝炎事件
出産や手術での大量出血などの際に止血の目的で投与された血液製剤(フィブリノゲン製剤・血液凝固第IX因子製剤)によって、多くの人がC型肝炎ウイルスに感染した薬害事件。1987年(昭和62年)、青森県三沢市でフィブリノゲン製剤を投与された患者に肝炎が多発していることが厚生省に報告され、4月20日に製薬会社が非加熱製剤の回収を始めた。2002年からの全国5地裁の訴訟は国の責任について判断が分かれたが、2008年1月に議員立法でC型肝炎救済特別措置法が成立し、国は被害の拡大を防げなかった責任を認めた。給付金の対象として和解などが成立した人は2,647人(2026年9月末現在)。
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フライデー襲撃事件
1986年(昭和61年)12月9日未明、東京都文京区の講談社本館にあるフライデー編集部に、タレントのビートたけし(北野武)とたけし軍団のメンバー計12人が乱入し、編集部員に暴行を加えた事件。前日に同誌契約記者がたけしの交際相手の女性に強引な取材を行い負傷させたことへの抗議が発端だった。たけしは現行犯逮捕され、傷害罪で有罪判決(懲役6か月・執行猶予2年)が確定した。写真週刊誌の過熱取材のあり方が社会問題化する契機となった。
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川崎市輸血拒否事件
1985年(昭和60年)6月6日、神奈川県川崎市で交通事故により重傷を負った小学5年の男児が、両親が信仰上の理由で輸血を拒否したため、輸血を伴う手術を受けられずに死亡した事件。
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薬害エイズ事件
1980年代、外国で採取された血液を原料とする非加熱の血液凝固因子製剤によって、血友病の患者らがエイズの原因となるHIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染した薬害事件。1985年(昭和60年)5月30日、厚生省の委員会が血友病患者3人をエイズ患者と認定した。凝固因子製剤による感染者は1,440人(2024年5月31日現在の全国調査)。国と製薬会社5社を相手にしたHIV訴訟は1996年3月29日に和解が成立し、厚生大臣は国の責任を認めて謝罪した。刑事裁判では元厚生省生物製剤課長の有罪が最高裁で確定し、事件は薬事法の改正や「誓いの碑」の建立につながった。
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神戸・元町電話局電子交換器停止事件
1980年(昭和55年)10月3日、神戸市の元町電話局で電電公社(現NTT)の電子交換機が故障し、市中心部で電話約2万本が8時間31分にわたって不通となった事件。夕方の帰宅ラッシュ時に緊急通報を含む通信が広範囲で途絶し、「電電公社始まって以来最悪の故障」と評された。
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東山事件
1977年(昭和52年)5月8日、新東京国際空港(成田空港)の建設に反対する運動の支援者が、機動隊との衝突の際に催涙ガス弾の直撃を受け、2日後に死亡した事件。
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三島由紀夫事件
1970年(昭和45年)11月25日、作家・三島由紀夫が自ら主宰する民兵組織「楯の会」のメンバー4人とともに陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地(東京都新宿区)を訪れ、東部方面総監を人質に取って自衛隊員に決起を呼びかけたのち、割腹自殺した事件。三島と会員1人が死亡し、他の会員3人は逮捕された。戦後日本を代表する作家による衝撃的な最期として、国内外に大きな衝撃を与えた。
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スモン事件
整腸剤として広く使われたキノホルムの服用によって、下肢のしびれや歩行障害、視力障害などが起きる亜急性脊髄視神経症(スモン)が全国で多発した薬害事件。1955年ごろから患者が出始め、原因不明の「奇病」とされたが、厚生省は1970年(昭和45年)9月8日、キノホルム剤の販売中止と使用見合わせの措置をとり、その後新たな患者は激減した。研究班が把握した患者は約1万1千人に上る。各地の訴訟で9つの地方裁判所が国と製薬会社の責任を認め、1979年の和解確認書と医薬品副作用被害救済基金法の制定につながった。
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新宿騒乱事件
1968年(昭和43年)10月21日、国際反戦デーに合わせて新宿駅に集結した新左翼党派の学生・活動家ら約4,600人が駅構内に乱入し、電車への放火や信号機への投石を繰り返した事件。約2万人の野次馬も加わって騒乱状態となり、734人が検挙され、戦後初めて騒擾罪(現・騒乱罪)が適用された。
出典: https://jiken.jp/category/other/(2026-10-30 取得)/ 事件JP