テロ・無差別襲撃事件の一覧(52件)|発生日・判決・出典つき
種別「テロ・無差別襲撃」の事件を発生日の新しい順に掲載しています。
「テロ・無差別襲撃」には、政治的・思想的動機による要人襲撃やハイジャック、化学テロのほか、不特定多数を標的にした通り魔殺傷事件を分類しています。個人間の怨恨による殺人は「殺人」に分類しています。掲載事件は、判決文・警察白書・調査報告書、信頼できる報道機関の記事など公的資料に基づき事実関係を確認したうえで記録しています。少年による事件については法律用語集の「少年法」「逆送」も併せてご覧ください。
52 件
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静岡三島工場刺傷事件
2025年12月26日午後、静岡県三島市の横浜ゴム三島工場で、元従業員の男が従業員らを刃物で刺したり液体をまいたりし、20〜50代の男性15人がけがをした事件。報道によると、刃物で8人、のちに塩素系漂白剤と分かった液体で7人がけがをしたとみられる。男は従業員らに取り押さえられ、殺人未遂の疑いで現行犯逮捕された。静岡地検沼津支部は鑑定留置を経て、2026年5月と7月に、計8人に対する殺人未遂罪などで男を起訴した。動機は捜査関係者への取材として職場への不満などが報じられているが、初公判の期日は決まっていない。
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岸田文雄襲撃事件
2023年(令和5年)4月15日、和歌山県和歌山市の雑賀崎漁港で、衆議院補欠選挙の応援演説のため訪れていた岸田文雄内閣総理大臣に向け、当時27歳の男が殺意を持って手製の爆発物を投げつけ、爆発させた事件。岸田首相にけがはなかったが、聴衆や警察官ら2人が軽傷を負った。男は選挙制度への抗議を世間に広めるために犯行に及んだと供述した。殺人未遂などの罪に問われ、2025年2月の一審・和歌山地方裁判所判決、同年9月の二審・大阪高等裁判所判決とも懲役10年を言い渡し、2026年3月27日付で最高裁判所が上告を棄却する決定をし、判決が確定した。
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京王線刺傷放火事件
2021年(令和3年)10月31日午後8時ごろ、東京都調布市を走行中の京王線特急電車内で、男が刃物で乗客に切りつけた後、液体をまいて放火した。乗客18人が重軽傷を負い、逃げ場のない走行中の車内で放火が行われたことから社会に大きな衝撃を与えた。東京地方裁判所立川支部は2023年7月31日、殺人未遂罪等で懲役23年(求刑懲役25年)の判決を言い渡し、双方が控訴せず同年8月14日に確定した。
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小田急線車内殺傷事件
2021年(令和3年)8月6日午後8時30分ごろ、東京都世田谷区を走行中の小田急小田原線の車内で、刃物を持った男が乗客に次々と切りつけ、10人が負傷した。男は「幸せそうな女性を見ると殺したいと思っていた」という趣旨の供述をしており、無差別的な動機による事件として社会に衝撃を与えた。東京地方裁判所は2023年7月14日、殺人未遂罪等で懲役19年(求刑懲役20年)の判決を言い渡した。
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川崎市登戸通り魔事件
2019年(令和元年)5月28日朝、神奈川県川崎市多摩区登戸新町の路上で、私立小学校のスクールバスを待っていた児童や保護者らが、刃物を持った男(51歳)に次々と刺され、小学6年の女児(11歳)と保護者の男性(39歳)が死亡、18人が負傷した。男は現場で自殺し、動機の解明に至らないまま事件は終結した。
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竹下通り暴走事件
2019年(平成31年)1月1日未明、東京都渋谷区の原宿・竹下通りで、軽自動車が通行禁止の路上を最高時速約50キロで暴走し、歩行者8人が次々とはねられて重軽傷を負った事件。運転していた無職の男は殺人未遂罪に問われ、「死刑制度に対する報復であり、対象は誰でもよかった」という趣旨の供述をした。東京地方裁判所・東京高等裁判所とも懲役18年を言い渡し、被告側の控訴は棄却された。灯油を噴射する装置を車内に準備するなど計画性の高さが指摘された、不特定多数を狙った無差別襲撃事件である。
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2018年東海道新幹線車内殺傷事件
2018年(平成30年)6月9日夜、東京発新大阪行き東海道新幹線「のぞみ265号」の車内で、乗客の男(当時22歳)がなたで乗客に切りつけ、女性2人が負傷し、女性をかばおうとした男性会社員(当時38歳)が死亡した。男は「刑務所に一生入るため」と供述し、2019年12月、無期懲役の判決を受けた。
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ISILによる日本人拘束事件
シリアで武装組織ISILに拘束された日本人男性2人が、身代金要求の末に殺害されたとする映像が公開された事件。
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柏市連続通り魔殺傷事件
2014年(平成26年)3月3日午後11時30分過ぎ、千葉県柏市の市道で、当時24歳の男が約10分の間に通行人らを相次いで襲った通り魔事件。会社員男性が刃物で刺されて死亡し、自転車の男性が軽傷を負ったほか、現金や車を奪われた人もいた。男は強盗殺人・強盗致傷などの罪に問われ、千葉地方裁判所の裁判員裁判で無期懲役を言い渡された。東京高等裁判所も一審を支持し、2016年(平成28年)10月11日付で最高裁判所が上告を棄却し、無期懲役が確定した。
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マツダ本社工場連続殺傷事件
2010年(平成22年)6月22日、広島県のマツダ本社工場に、自己都合退職したばかりの元従業員の男が乗用車で侵入し、従業員らを次々にはねた事件。1人が死亡、11人が重軽傷を負った。
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秋葉原通り魔事件
2008年(平成20年)6月8日昼、東京都千代田区外神田の秋葉原で、男(当時25歳)が2トントラックで交差点に突入して歩行者をはねた後、車を降りてダガーナイフで通行人らを次々と刺した。死者7人、負傷者10人を出す無差別殺傷事件となった。東京地方裁判所は2011年3月24日、殺人罪等で死刑判決を言い渡し、2015年2月17日に最高裁で確定、2022年7月26日に死刑が執行された。
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岡山駅突き落とし事件
2008年(平成20年)3月25日夜、JR岡山駅のホームで、面識のない大阪府の少年(当時18歳)が、帰宅途中だった岡山県職員の男性(当時38歳)を線路に突き落とした。男性は進入してきた電車にはねられ、翌日死亡した。加害者は精神鑑定で発達障害の診断を受けたが家庭裁判所は検察官送致を決定し、2009年、岡山地方裁判所は求刑通り懲役5年以上10年以下の不定期刑を言い渡した。
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土浦連続殺傷事件
2008年(平成20年)3月19日と同23日、茨城県土浦市で、当時24歳の男が刃物で通行人を次々と刺し、2人が死亡、7人が重傷を負った連続殺傷事件。男は19日にまず一般男性を刺殺し、23日には荒川沖駅前で無差別に通行人を襲撃した。「7、8人殺せば死刑になれると思った。自殺は痛いから嫌だった」と供述し、死刑になることを目的とした無差別殺人という特異な動機が注目された。水戸地方裁判所は2009年12月に死刑を言い渡し、2013年2月21日に死刑が執行された。
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中国製冷凍ギョーザ中毒事件
2008年(平成20年)1月30日、中国河北省の天洋食品が製造し日本に輸入された冷凍ギョーザを食べた千葉県と兵庫県の3家族計10人が有機リン系殺虫剤メタミドホスによる中毒を起こしていたことを厚生労働省が公表した事件。中毒は2007年12月28日(千葉市)、2008年1月5日(兵庫県高砂市)、1月22日(千葉県市川市)に発生し、市川市の5歳の女児が一時重体となった。日本の警察は日本国内で混入した可能性は極めて低いとしたが、中国側はこれを否定し、混入場所をめぐって日中の見解が対立した。2010年3月、中国当局が待遇に不満を抱いた天洋食品の元臨時従業員の男を拘束し、2014年1月20日に河北省石家荘市の中級人民法院が危険物質混入罪で無期懲役を言い渡した(同年2月確定)。政府は輸入食品の監視強化や情報伝達体制の見直しなどの再発防止策をまとめた。
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ルネサンス佐世保散弾銃乱射事件
長崎県佐世保市のスポーツクラブで会員の男が散弾銃を乱射し、2人が死亡、6人が負傷した事件。犯人は逃走後に死亡しているのが発見された。
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長崎市長射殺事件
2007年(平成19年)4月17日夜、長崎市大黒町のJR長崎駅近くの選挙事務所前で、4選を目指して市長選挙の運動中だった伊藤一長市長(当時61歳)が、山口組系暴力団の幹部の男に背後から拳銃で2発撃たれ、翌18日未明に死亡した事件。男は市への不当な要求が通らなかったことを逆恨みしていた。選挙期間中に現職市長が殺害されたことは「行政対象暴力の極み」とされ、銃刀法と暴力団対策法の改正につながった。長崎地方裁判所は2008年5月に死刑を言い渡したが、福岡高等裁判所は2009年9月、殺害されたのが1人であることなどから無期懲役とし、最高裁判所が2012年1月16日に検察・被告双方の上告を棄却して無期懲役が確定した。長崎市長が銃撃されたのは、1990年の本島等市長に続き2代続けてだった。
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イラク日本人人質事件
2004年(平成16年)4月7日、イラクのファルージャ近郊で日本人3人が武装集団に拘束された事件。自衛隊のイラク撤退を要求されたが日本政府はこれを拒否し、3人は8日後に無事解放された。
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神奈川連続通り魔事件
2003年(平成15年)3月、神奈川県足柄上郡大井町・松田町周辺で、暗い色の車両に乗った男が通行人を刃物で襲う事件が3件相次いだ。3月21日夜に大井町で女性が軽傷を負ったのを皮切りに、同月29日には男性1人が重傷を、さらに松田町で男性1人が刺されて死亡した。覚醒剤取締法違反容疑で逮捕された39歳の男が取り調べに対し「むしゃくしゃしてやった。人を殺したかった」と供述し、3件への関与を認めた。同時期に発生した名古屋市連続通り魔殺傷事件と並び、社会に大きな衝撃を与えた。
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石井紘基刺殺事件
2002年(平成14年)10月25日、東京都世田谷区の自宅駐車場で、衆議院議員の石井紘基(当時61歳)が右翼団体代表の男に刃物で刺され、搬送先の病院で死亡した事件。国の特別会計の不透明な支出を追及する国会質問を準備していた矢先の犯行だった。
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附属池田小事件
2001年(平成13年)6月8日午前10時過ぎ、大阪府池田市の大阪教育大学教育学部附属池田小学校に出刃包丁を持った男(当時37歳)が侵入し、1・2年生の教室などで児童や教員を次々に襲った事件。児童8人(1年生1人、2年生7人)が死亡し、児童13人と教員2人が負傷した。男はその場で教員らに取り押さえられ、現行犯逮捕された。大阪地方裁判所は2003年8月28日、男に完全な責任能力があったと認めて死刑を言い渡し、男が控訴を取り下げて確定、2004年9月14日に執行された。国と大学は遺族との合意書で安全管理の不備を認めて謝罪し、文部科学省は学校の危機管理マニュアルを作成するなど学校安全対策を全国で見直した。心神喪失者等医療観察法の制定をめぐる議論にも影響を与えた。
出典: https://jiken.jp/category/terrorism/(2026-10-31 取得)/ 事件JP