神奈川連続通り魔事件

発生日 2003年3月21日(平成15年)
経過 発生から23年4か月
発生場所 神奈川県 足柄上郡大井町・松田町
種別 テロ・無差別襲撃
状態 公判中
被害 死者 1人  負傷者 2人
2003年(平成15年)3月、神奈川県足柄上郡大井町・松田町周辺で、暗い色の車両に乗った男が通行人を刃物で襲う事件が3件相次いだ。3月21日夜に大井町で女性が軽傷を負ったのを皮切りに、同月29日には男性1人が重傷を、さらに松田町で男性1人が刺されて死亡した。覚醒剤取締法違反容疑で逮捕された39歳の男が取り調べに対し「むしゃくしゃしてやった。人を殺したかった」と供述し、3件への関与を認めた。同時期に発生した名古屋市連続通り魔殺傷事件と並び、社会に大きな衝撃を与えた。

事件の経過

2003年3月21日夜、神奈川県足柄上郡大井町金子で、帰宅途中の女性(当時52歳)が暗い色の車両で背後から近づいた男に腕を切りつけられ、軽傷を負った。同月29日午後9時35分頃には、同じ大井町で男性(同27歳)が脇腹を刺されて重傷を負い、さらに同日午後10時45分頃、現場から約1.2キロ離れた松田町で男性(同58歳)が脇腹を刺されて死亡した。いずれも同一の手口(車両で背後から近づき、いきなり長い刃物で刺す)による犯行とみられ、短期間に3件が集中して発生したことから地域住民に強い不安を与えた。

逮捕と自供

覚醒剤取締法違反の容疑で逮捕された、現場付近に住む39歳の男が取り調べの中で「むしゃくしゃしてやった。人を殺したかった」などと供述し、3件の通り魔事件への関与を認めた。男は覚醒剤の常習者で、以前にも同法違反で服役しており、事件発生の前年12月に出所して犯行現場から数百メートルの場所に居住していた。同時期には愛知県名古屋市でも類似の連続通り魔殺傷事件が発生しており、両事件は社会に大きな衝撃を与えた。本件の刑事裁判における量刑・判決確定の詳細については、本稿執筆時点で複数の独立した情報源による確認ができていない。

名古屋の事件との同時性

本件が発生した2003年3月には、愛知県名古屋市でも同種の連続通り魔殺傷事件が発生しており、短期間のうちに離れた地域で類似の無差別襲撃事件が相次いだことから、当時の報道では両事件が並べて取り上げられることが多かった。神奈川の事件の犯人は覚醒剤の常習者であり、薬物の影響下での衝動的な犯行という側面が指摘された一方、明確な動機や被害者との関係性を欠く「通り魔」型の犯行という点では全国的に共通する特徴を持っていた。地方の生活道路という、防犯カメラや人通りの少ない環境で短期間に複数件が発生したことは、地域の防犯体制の見直しを促す契機ともなった。

審理・経過の流れ

  1. 事件・事故 2003年3月21日
  2. 事件・事故 2003年3月29日 +8日
  3. 逮捕 2003年4月17日 +19日

経過

  1. 2003年3月21日
    平成15年

    事件・事故 大井町で女性が切りつけられる

    車両で背後から近づいた男に腕を切りつけられ軽傷。

  2. 2003年3月29日
    平成15年

    事件・事故 大井町・松田町で男性2人が刺され1人死亡

    同一手口による2件目・3件目の犯行。

  3. 2003年4月17日
    平成15年

    逮捕 覚醒剤取締法違反容疑で男を逮捕、3件の通り魔事件への関与を供述

出典・公的資料

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「神奈川連続通り魔事件」事件データベース jiken.jp、2026年7月29日閲覧。https://jiken.jp/cases/2003-kanagawa-serial-stabbing/

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更新履歴

  • 2026年7月16日 初版公開

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