2005年の事件・出来事 平成17年
この年に発生した事件・事故(5件)
-
JR福知山線脱線事故
2005年(平成17年)4月25日午前9時18分ごろ、兵庫県尼崎市のJR福知山線塚口駅〜尼崎駅間で、快速列車が半径304mの右カーブに制限速度を大幅に超える速度で進入して脱線し、線路脇のマンションに激突した事故。運転士を含む107人が死亡、562人が負傷し、日本の鉄道事故として戦後最悪級の被害となった。運輸安全委員会は2007年に事故調査報告書を公表し、ダイヤの過密さや運転士への懲罰的な再教育制度なども背景として指摘された。
-
姉歯耐震偽装事件
2005年(平成17年)11月17日、国土交通省は千葉県の一級建築士が、多数のマンションやホテルの構造計算書を偽造して耐震強度を偽っていたと公表した。震度5強程度の地震で倒壊のおそれがある建物も含まれ、居住者の避難や建て替えをめぐって社会に大きな衝撃を与えた。この建築士は建築士法違反等で有罪判決を受け、事件を機に建築基準法が改正された。
-
広島小1女児殺害事件
広島市で小学1年の女児が下校途中に殺害され、遺体が段ボール箱に入れられた状態で発見された事件。
-
栃木小1女児殺害事件
2005年(平成17年)12月1日、栃木県今市市(現・日光市)で、下校途中の小学1年生の女児が何者かに車で連れ去られ、翌2日、約60キロ離れた茨城県常陸大宮市の山林で遺体となって発見された事件。捜査は長期間難航したが、2014年に別件で身柄を拘束された男が本件で起訴された。宇都宮地方裁判所・東京高等裁判所とも無期懲役を言い渡し、2020年(令和2年)3月4日に最高裁判所が上告を棄却して無期懲役が確定した。判決確定後も支援者らが冤罪を主張し再審請求を行っている。
-
JR羽越本線脱線事故
2005年(平成17年)12月25日午後7時14分頃、山形県東田川郡庄内町の羽越本線・北余目駅~砂越駅間の第2最上川橋りょう付近で、秋田発新潟行きの特急「いなほ14号」が瞬間的な強風にあおられて全車両脱線し、3両が横転して沿線の施設に激突した。乗客5人が死亡、33人が重軽傷を負った。運輸安全委員会は2008年4月、突風は予見が困難であったとする調査報告書を公表した。JR東日本は事故後、現場付近への防風柵設置や気象観測体制の強化など総額100億円を超える安全対策を実施した。
この年にあった判決・逮捕などの動き(19件)
別の年に発生した事件の、その後の経過です。
- 1月1日 捜査 神栖町有機ヒ素汚染事件 汚染源とみられるコンクリート状の塊が地中から発見される
- 1月1日 逮捕 ドン・キホーテ放火事件 さいたま市内の女が現住建造物等放火容疑で逮捕される
- 1月26日 その他 六本木ヒルズ回転ドア死亡事故 施設管理者・製造会社役員ら6人が書類送検される
- 1月28日 判決 富士ビル壁崩落事故 静岡地方裁判所が実刑判決を言い渡し確定
- 2月9日 起訴 奈良小1女児殺害事件 殺人・強制わいせつ致死・死体遺棄などの罪で起訴
- 2月21日 判決 館山市一家4人放火殺人事件 千葉地方裁判所が死刑を言い渡し
- 3月1日 その他 平成16年7月新潟・福島豪雨 内閣府が避難勧告等の判断・伝達マニュアル作成ガイドラインを策定
- 3月18日 その他 長崎屋火災 放火罪の公訴時効が成立し犯人不明のまま未解決に
- 4月10日 判決 佐賀女性7人連続殺人事件 佐賀地方裁判所が無罪を言い渡す
- 5月24日 判決 新城市会社役員誘拐殺人事件 名古屋地方裁判所が無期懲役を言い渡し
- 6月1日 その他 奈良小1女児殺害事件 性犯罪の前歴者の所在情報を法務省と警察庁が共有する運用が始まる
- 6月30日 判決 石井紘基刺殺事件 東京高裁、控訴棄却(無期懲役維持)
- 8月1日 その他 世田谷一家殺害事件 犯人像を「京王線沿線の若者」に絞り込み
- 9月8日 判決 栃木兄弟誘拐殺人事件 宇都宮地方裁判所が死刑判決
- 11月15日 判決 石井紘基刺殺事件 最高裁、上告棄却により無期懲役確定
- 11月30日 逮捕 広島小1女児殺害事件 殺人容疑で男が逮捕される
- 12月2日 その他 栃木小1女児殺害事件 茨城県内の山林で遺体発見
- 12月22日 判決 沼津ストーカー殺人事件 東京高等裁判所が検察官の控訴を棄却
- 12月25日 その他 JR福知山線脱線事故 JR西日本が課題検討会を設置
出典: https://jiken.jp/timeline/heisei/2005/(2026-09-15 取得)/ 事件JP