2003年の事件・出来事 平成15年

この年に発生した事件・事故(12件)

  • 2003年3月13日 (平成15年) 静岡県 事故 判決確定

    富士ビル壁崩落事故

    静岡県富士市で解体工事中のビルの外壁が道路に崩落し、信号待ちの車2台が下敷きになるなどして4人が死亡した事故。

  • 2003年3月20日 (平成15年) 茨城県 災害 未解決

    神栖町有機ヒ素汚染事件

    2003年(平成15年)3月20日、茨城県神栖町(現・神栖市)で、住民が飲用していた井戸水から水質環境基準の450倍にあたるヒ素が検出された。原因不明の中枢神経症状を訴える住民を診た医師の指摘が発端だった。検出されたのは自然界には存在しないジフェニルアルシン酸で、政府は同年6月に閣議了解を行い、健康被害への緊急措置と原因究明に乗り出した。汚染源は2005年に地中から掘り出されたコンクリート状の塊と判明したが、環境省の調査は旧日本軍が神栖でこの物質を製造・保有した記録はないとし、1993年6月以降に投棄された可能性が高いと結論づけている。投棄した者は特定されていない。

  • 2003年3月21日 (平成15年) 神奈川県 テロ・無差別襲撃 公判中

    神奈川連続通り魔事件

    2003年(平成15年)3月、神奈川県足柄上郡大井町・松田町周辺で、暗い色の車両に乗った男が通行人を刃物で襲う事件が3件相次いだ。3月21日夜に大井町で女性が軽傷を負ったのを皮切りに、同月29日には男性1人が重傷を、さらに松田町で男性1人が刺されて死亡した。覚醒剤取締法違反容疑で逮捕された39歳の男が取り調べに対し「むしゃくしゃしてやった。人を殺したかった」と供述し、3件への関与を認めた。同時期に発生した名古屋市連続通り魔殺傷事件と並び、社会に大きな衝撃を与えた。

  • 2003年4月17日 (平成15年) 愛知県 誘拐・監禁 判決確定

    新城市会社役員誘拐殺人事件

    2003年(平成15年)4月17日夜、愛知県新城市で、建設会社役員の男性(当時39歳)が、市長選の公開討論会の会場となった駐車場で誘拐され、絞殺されたうえ現金と携帯電話を奪われた事件。犯人は被害者の家族に対し身代金1億円を要求したが、受け渡しには失敗して連絡を絶った。捜査線上には被害者と面識のあった青年会議所の仲間が浮上し、当時38歳の男が強盗殺人・恐喝未遂・死体遺棄の容疑で逮捕された。動機は交際していたフィリピン人女性との結婚資金を得るためとされ、名古屋地方裁判所は無期懲役を言い渡し、双方が控訴しない上告もせずに確定した。

  • 2003年5月20日 (平成15年) 大阪府 誘拐・監禁 未解決

    泉南郡熊取町小4女児誘拐事件

    2003年(平成15年)5月20日午後、大阪府泉南郡熊取町で、下校途中の小学4年生の女児(当時9歳)が行方不明になった。大阪府警は未成年者略取誘拐事件として捜査を続けているが、2026年現在も所在は確認されておらず、長期未解決事件となっている。捜査特別報奨金制度による情報提供の呼びかけが続けられている。

  • 2003年6月20日 (平成15年) 福岡県 強盗 判決確定

    福岡一家4人殺害事件

    2003年(平成15年)6月20日、福岡市内の民家で、衣料品販売業を営む男性とその妻・子ども2人の一家4人が、強盗目的で押し入った中国人留学生3人に殺害され、遺体は博多湾に遺棄された。実行犯の1人は日本で死刑が執行され、共犯2人は中国に逃亡後、現地で裁判を受けた。

  • 2003年7月1日 (平成15年) 長崎県 誘拐・監禁 終結

    長崎男児誘拐殺人事件

    2003年(平成15年)7月1日、長崎市内の家電量販店で家族と買い物中だった男児(4歳)が、当時中学1年の少年(12歳)に連れ去られ、翌2日、市内の立体駐車場で遺体となって発見された。少年は刑事責任年齢に達しておらず、家庭裁判所の審判を経て児童自立支援施設に送致された。

  • 2003年7月6日 (平成15年) 埼玉県 誘拐・監禁 未解決

    五霞町女子高生殺害事件

    2003年(平成15年)7月6日夜、埼玉県草加市の神社の祭りに出かけた女子高生(当時15歳)の行方が分からなくなり、3日後の7月9日、茨城県猿島郡五霞町の用水路で遺体となって発見された。事件から20年以上が経過した現在も、犯人の特定・逮捕には至っていない。

  • 2003年7月20日 (平成15年) 熊本県 災害 終結

    平成15年7月水俣豪雨災害

    2003年7月20日未明、熊本県水俣市で梅雨前線と湿舌の影響による集中豪雨が発生し、市内2地区で大規模な土石流が発生した。19人が死亡、7人が負傷し、避難勧告の発令が土石流発生後となったことが後に対応の課題として指摘された。県内の物的被害額は約176億円にのぼった。

  • 2003年9月16日 (平成15年) 愛知県 放火 終結

    名古屋立てこもり放火事件

    2003年(平成15年)9月16日、名古屋市東区の運送会社支店に、契約社員の男(当時52歳)が刃物を持って押し入り、社員8人を人質に立てこもった末、ガソリンをまいて放火した。犯人を含む3人が死亡、41人が負傷し、「平成最悪の立てこもり事件」とも呼ばれる。

  • 2003年12月18日 (平成15年) 千葉県 放火 判決確定

    館山市一家4人放火殺人事件

    2003年(平成15年)12月18日未明、千葉県館山市八幡の住宅で、玄関先に置かれていた新聞紙の束に土木作業員の男が放火し、住宅が全焼して一家4人が焼死した事件。男は市内で放火を繰り返していた前歴があり、翌年1月に別件の道路交通法違反で身柄を拘束された後、放火・殺人容疑で再逮捕された。千葉地方裁判所・東京高等裁判所とも死刑を言い渡し、2010年(平成22年)9月16日に最高裁判所が上告を棄却して死刑判決が確定した。住人が焼死する可能性を認識しながら放火した点が重視された。

  • 2003年12月25日 (平成15年) 佐賀県 詐欺・経済事件 終結

    佐賀銀行デマメール事件

    2003年(平成15年)12月25日、佐賀銀行が翌26日に倒産するという事実無根の内容の電子メールがチェーンメールとして広がり、佐賀県内の店舗に預金を引き出そうとする客が殺到する取り付け騒ぎが起きた。同行の経営は健全だったが、前年同日比で約180億円の引き出しと3万2000件の取引が発生したと記録されている。メールの発信元とされた20歳代の女性は2004年2月に信用毀損容疑で書類送検されたが、騒ぎとの因果関係を立証できず嫌疑不十分で不起訴となった。携帯電話の電子メールが短時間で風評被害を拡大させた最初期の事例として、現在も参照され続けている。

この年にあった判決・逮捕などの動き(16件)

別の年に発生した事件の、その後の経過です。

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