平成15年7月水俣豪雨災害 通称: 水俣市土石流災害
| 発生日 | 2003年7月20日(平成15年) |
|---|---|
| 経過 | 発生から23年 |
| 発生場所 | 熊本県 水俣市 |
| 種別 | 災害 |
| 状態 | 終結 |
| 被害 | 死者 19人 負傷者 7人 |
2003年7月20日未明、熊本県水俣市で梅雨前線と湿舌の影響による集中豪雨が発生し、市内2地区で大規模な土石流が発生した。19人が死亡、7人が負傷し、避難勧告の発令が土石流発生後となったことが後に対応の課題として指摘された。県内の物的被害額は約176億円にのぼった。
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災害の経過
2003年7月20日午前4時15分ごろ、集中豪雨により水俣市内の深川新屋敷地区と宝川内集地区で土石流が発生した。水俣市は午前5時に災害対策本部を設置し、5時20分に全域避難勧告を発令したが、既に被害が発生した後だった。
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被害の状況
死者19人、負傷者7人。住宅全壊20棟・半壊5棟・床上浸水149棟などの被害が生じ、熊本県内の物的被害額は約176億円にのぼった。
土石流発生の地質学的要因
産業技術総合研究所地質調査総合センターは2003年9月に現地の緊急地質調査を実施し、同年10月9日に結果を発表した。それによると、集川上流部では豪雨により地下水が短時間で山体に浸透し、透水性の低い凝灰角礫岩と、その上位を覆う安山岩溶岩との境界付近が地下水で飽和したことで、この境界面がすべり面となって斜面崩壊が発生したとされる。堆積した土砂には泥分がほとんど含まれず岩塊が主体という特異な性状を示し、崩壊源の安山岩が深層まで風化していなかったことを示唆する結果となった。
経過
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2003年7月20日
平成15年事件・事故 水俣市内2地区で土石流が発生
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2003年7月20日
平成15年その他 水俣市が災害対策本部を設置、避難勧告を発令
避難勧告は被害発生後の発令だった
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2003年7月31日
平成15年その他 復旧体制へ移行
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2003年10月9日
平成15年捜査 産総研が緊急地質調査の結果を発表
産業技術総合研究所地質調査総合センターが現地の緊急地質調査結果を発表し、豪雨による地下水の飽和で凝灰角礫岩と安山岩溶岩の境界がすべり面となり斜面崩壊が生じたとする発生原因を明らかにした。
出典・公的資料
一次資料 4件 判決文・白書・調査報告書・法令など、原典にあたれる資料を掲載しています。
- 調査報告書
- 調査報告書
- 調査報告書
- 調査報告書
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「平成15年7月水俣豪雨災害」事件データベース jiken.jp、2026年7月29日閲覧。https://jiken.jp/cases/2003-minamata-landslide/
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更新履歴
- 2026年7月12日 本文を増補(「土石流発生の地質学的要因」セクションを追加)
- 2026年7月11日 初版公開
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