1963年の事件・出来事 昭和38年
この年に発生した事件・事故(5件)
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みどり丸沈没事故
1963年(昭和38年)8月17日、那覇と久米島を結ぶ貨客船「みどり丸」が那覇沖で横波を受けて転覆・沈没し、死者86人、行方不明者26人、あわせて112人の犠牲者を出した。沖縄の戦後海難史上最大級の惨事となった。
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草加次郎事件
1963年(昭和38年)9月5日、東京都中央区の地下鉄銀座線京橋駅に停車中の列車内で時限爆弾が爆発し、乗客10人が負傷した事件。「草加次郎」を名乗る人物による1962年からの一連の爆発・脅迫事件の一つとみられ、犯人は特定されないまま1978年に公訴時効が成立した。
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西口彰事件
1963年(昭和38年)10月18日から12月にかけて、西口彰(当時37歳)が福岡・静岡・東京で5人を殺害した連続殺人事件。西口は瀬戸内海で投身自殺を偽装して逃走を続け、翌1964年1月3日、熊本県で逮捕された。この事件は佐木隆三の小説「復讐するは我にあり」のモデルとなった。
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三井三池炭鉱三川鉱炭じん爆発事故
1963年(昭和38年)11月9日、福岡県大牟田市の三井三池炭鉱三川坑で、坑内を暴走した石炭運搬用トロッコから出火し炭じんが爆発した。爆発そのものによる犠牲に加え、坑内に高濃度の一酸化炭素が長時間滞留したことで多数の坑員が中毒し、死者458人・一酸化炭素中毒患者839人にのぼる戦後最悪の炭鉱事故となった。
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鶴見事故
1963年(昭和38年)11月9日21時51分ごろ、横浜市鶴見区の国鉄東海道本線鶴見〜横浜間で、貨物線を走行中の下り貨物列車の後部3両が脱線し、隣の旅客線に進入してきた上り横須賀線電車が衝突、その車両がさらに下り横須賀線電車に突っ込んだ列車多重衝突事故。死者161人、負傷者119人(運輸大臣の国会報告による)。脱線の原因は特定の過失ではなく、走行状態・線路条件・車両の特性など複数の悪条件が重なった「競合脱線」と推定され、刑事責任は問われなかった。同じ日に福岡県の三井三池炭鉱でも炭じん爆発事故が起きており、この日は「魔の土曜日」とも呼ばれる。事故を受けて国鉄は北海道に狩勝脱線実験線を設けて実車による脱線試験を重ね、脱線防止レールの増設や貨車車輪の形状改良につなげた。
この年にあった判決・逮捕などの動き(13件)
別の年に発生した事件の、その後の経過です。
- 1月8日 その他 弘前大学教授夫人殺し事件 男性が仮出獄
- 3月19日 判決 紫雲丸事故 高松高裁が紫雲丸の航海士と第三宇高丸の船長に有罪判決(確定)
- 5月22日 判決 東大ポポロ事件 最高裁判所大法廷が原判決を破棄し差し戻し
- 6月1日 公判 サリドマイド事件 名古屋地裁に最初の損害賠償訴訟
- 6月22日 公判 吹田・枚方事件 大阪地裁が一審判決、騒擾罪不成立
- 8月1日 その他 奥新冠ダム建設工事雪崩災害 奥新冠ダム・発電所が完成
- 9月12日 判決 松川事件 最高裁判所が上告を棄却し全員の無罪が確定
- 10月17日 判決 白鳥事件 最高裁判所が上告を棄却し、懲役20年の判決が確定
- 10月25日 判決 森永ヒ素ミルク中毒事件 徳島地裁が工場長と製造課長に無罪判決
- 11月9日 その他 三井三池炭鉱三川鉱炭じん爆発事故 被災者による損害賠償請求訴訟が提起
- 11月11日 捜査 鶴見事故 運輸大臣が国鉄監査委員会に特別監査を命令
- 11月21日 捜査 西口彰事件 警察庁が西口彰を特別手配
- 11月22日 その他 鶴見事故 總持寺で合同慰霊法要
出典: https://jiken.jp/timeline/showa/1963/(2026-10-30 取得)/ 事件JP