金丸事件
| 発生日 | 1993年3月6日(平成5年) |
|---|---|
| 経過 | 発生から33年4か月 1995年1月1日の確定から31年7か月 |
| 発生場所 | 東京都 千代田区(東京地検特捜部) |
| 種別 | 汚職・政治事件 |
| 状態 | 判決確定 |
自民党元副総裁・金丸信氏が所得税法違反(脱税)容疑で逮捕された事件。巨額の政治資金隠しが発覚し、政治改革論議を加速させた。
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事件の経過
1993年3月6日、東京地方検察庁特捜部は、自民党最大派閥・経世会(竹下派)の会長を務めていた金丸信元副総裁と、秘書の生原正久氏を、所得税法違反(脱税)容疑で逮捕した。金丸氏は前年、東京佐川急便からの5億円にのぼる闇献金が発覚し、政治資金規正法違反で略式起訴されていたが、その際の罰金がわずか20万円にとどまったことに世論の強い批判が集まっていた。
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巨額の使途不明金
東京国税局の内偵により、金丸氏が政治資金を流用して日本債券信用銀行の割引金融債を大量に購入していた実態が判明し、これを突破口に脱税容疑での逮捕に踏み切った。裁判では、金丸氏側と共謀した秘書の脱税額は約2億7000万円にのぼると認定され、懲役・罰金の有罪判決が言い渡され確定した。
政治改革への影響
かつて「政界のドン」と呼ばれた大物政治家の逮捕は日本社会に大きな衝撃を与え、政治資金をめぐる不透明な実態への批判を一気に噴出させた。この事件を契機に、自民党内では派閥政治や金権政治への批判が強まり、同年には非自民連立政権が誕生するなど、平成初期の政界再編の大きな引き金の一つとなった。
闇献金と略式起訴の経緯
前年に発覚した東京佐川急便からの5億円の闇献金事件では、金丸氏は政治資金規正法違反で略式起訴されたが、科された罰金はわずか20万円にとどまった。この処分の軽さに世論の批判が殺到し、検察内部でも「もう一度金丸を捜査すべきだ」との声が高まったことが、脱税容疑での再捜査・逮捕につながったとされる。
検察の執念とその後の評価
脱税事件としての立件は、政治家本人への課税上の処罰が実務上極めて難しいとされる中での「例外中の例外」であったと評価されている。時効が迫る中での逮捕であったことから、検察の執念を示す事例として、後年の政治資金をめぐる事件の捜査にも影響を与えたとされる。
闇献金事件との関係
金丸氏をめぐっては、脱税事件に先立つ東京佐川急便事件でも巨額の資金の流れが問題視されており、一連の疑惑が政治とカネの問題を象徴する存在として、繰り返し国会でも取り上げられた。
経過
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1993年3月6日
平成5年逮捕 金丸信元副総裁が所得税法違反容疑で逮捕される
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1993年
平成5年その他 非自民連立政権が誕生
金権政治批判の高まりを背景とした政界再編。
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1995年
平成7年判決 有罪判決が確定
出典・公的資料
- その他
- その他
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「金丸事件」事件データベース jiken.jp、2026年8月4日閲覧。https://jiken.jp/cases/1993-kanemaru-tax-evasion-scandal/
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