桶川ストーカー殺人事件
| 発生日 | 1999年10月26日(平成11年) |
|---|---|
| 経過 | 発生から26年9か月 2006年9月5日の確定から19年10か月 |
| 発生場所 | 埼玉県 桶川市 |
| 種別 | 殺人 |
| 状態 | 判決確定 |
| 被害 | 死者 1人 |
特集
事件が変えた法律・制度
1999年(平成11年)10月26日、埼玉県桶川市のJR桶川駅前で女子大学生が、元交際相手の関係者らによって刺殺された事件。被害者は事件前から執拗な嫌がらせを受け上尾警察署に相談していたが対応は不十分で、事件後には捜査資料の改ざんも発覚し、警察の対応の問題が社会問題化した。この事件を契機に、2000年にストーカー行為等の規制等に関する法律(ストーカー規制法)が制定された。
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事件の経過
被害者の女子大学生は、元交際相手とその関係者から悪質な嫌がらせや名誉を傷つける行為を継続的に受けており、身の危険を感じて上尾警察署に相談し被害届を提出していた。しかし警察の対応は十分ではなく、1999年10月26日、被害者はJR桶川駅前で待ち伏せしていた実行犯グループに刺殺された。
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警察対応の問題と改ざん発覚
事件後の報道により、被害者が事前に警察へ繰り返し相談していたにもかかわらず適切な捜査が行われていなかったことが明らかになった。さらに、埼玉県警上尾警察署が被害届の受理に関する捜査書類を改ざんしていたことも発覚し、元警察官3人が虚偽有印公文書作成等の罪で有罪判決を受けた。
ストーカー規制法の制定
本件で明らかになった、つきまとい行為が凶悪犯罪に発展する危険性と警察対応の不備を受け、2000年5月18日に「ストーカー行為等の規制等に関する法律」が成立し、同年11月24日に施行された。同法はその後も事件を教訓として複数回の改正を重ねている。
実行犯グループの裁判の経過
実行犯4人はさいたま地方裁判所で公判が行われ、2001年7月17日に被害者を刺した実行犯へ懲役18年、見張り役へ懲役15年の判決が、2002年6月27日には運転役へ懲役15年、同年12月25日には指示役だった元交際相手の兄へ無期懲役の判決がそれぞれ言い渡された。無期懲役を言い渡された被告は殺意を否認して控訴したが、2005年12月20日に東京高裁が控訴を棄却し、2006年9月5日には最高裁も上告を棄却し、事件発生から約7年を経て刑が確定した。
経過
-
1999年10月26日
平成11年事件・事故 JR桶川駅前で女子大学生が刺殺される
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1999年11月
平成11年逮捕 実行犯グループが逮捕される
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2000年5月18日
平成12年その他 ストーカー規制法が成立
同年11月24日施行
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2001年3月
平成13年判決 実行犯らに有罪判決
実行役3人に懲役15〜18年、指示役の兄に無期懲役
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2006年9月5日
平成18年判決 主犯の無期懲役が最高裁で確定
殺意を否認し控訴・上告していた指示役(被害者の元交際相手の兄)について、最高裁第二小法廷が上告を棄却し、さいたま地裁が言い渡した無期懲役が確定した。
出典・公的資料
一次資料 2件 判決文・白書・調査報告書・法令など、原典にあたれる資料を掲載しています。
- 白書・統計資料
- 判決文・裁判記録
- その他
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レポート・記事などで本ページを参照する際は、以下の表記をご利用ください。
「桶川ストーカー殺人事件」事件データベース jiken.jp、2026年7月29日閲覧。https://jiken.jp/cases/1999-okegawa-stalker-murder/
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更新履歴
- 2026年7月12日 本文を増補(「実行犯グループの裁判の経過」セクションを追加)
- 2026年7月11日 初版公開
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