名古屋女子大生誘拐殺人事件
| 発生日 | 1980年12月2日(昭和55年) |
|---|---|
| 経過 | 発生から45年7か月 1987年8月6日の確定から38年11か月 |
| 発生場所 | 愛知県 名古屋市(誘拐現場)/海部郡弥富町(遺体遺棄場所、木曽川) |
| 種別 | 誘拐・監禁 |
| 状態 | 判決確定 |
| 被害 | 死者 1人 負傷者 0人 |
1980年(昭和55年)12月2日、愛知県名古屋市で、寿司店員の男が大学3年生の女性(当時22歳)を家庭教師の依頼を装って呼び出して誘拐し、その場で殺害したうえ、遺体を木曽川に遺棄した事件。男は被害者の家族に18回にわたり身代金3千万円を要求する電話をかけた。翌1981年1月に逮捕され、名古屋地方裁判所は死刑を言い渡した。控訴審・上告審でも判断は覆らず、1987年(昭和62年)に最高裁判所で死刑が確定、1995年(平成7年)12月21日に刑が執行された。ギャンブルによる多額の借金が動機とされる。
事件の経過
1980年12月2日、名古屋市内で英語の家庭教師を依頼するとの口実で女子大生が呼び出され、誘拐された。犯人は寿司店に勤めていた男で、不倫関係にあった女性との交際や競輪・競馬などのギャンブルによって約2,800万円の借金を抱え、返済に窮していた。男は被害者を誘拐した直後にロープで絞殺し、2日後の12月4日、遺体を東名阪自動車道の橋りょうから木曽川に投棄した。犯行後、男は被害者の家族に対して合計18回にわたり身代金3千万円を要求する電話をかけ、金銭を得ようとした。
裁判の経過
男は翌1981年1月20日、愛知県警察の特別捜査本部により逮捕された。名古屋地方検察庁は身代金目的拐取・拐取者身代金要求・殺人・死体遺棄の罪で起訴し、1982年3月23日、名古屋地方裁判所は死刑を言い渡した。被告は控訴したが、1983年1月26日に名古屋高等裁判所は控訴を棄却し、一審判決を支持した。さらに上告したものの、1987年8月6日に最高裁判所が上告を棄却し、死刑判決が確定した。その後1995年12月21日、名古屋拘置所において死刑が執行された。
身代金要求の経過
男は被害者を殺害した後も、生存しているかのように装って家族を欺き、犯行から逮捕に至るまでの間に合計18回にわたって電話をかけ、身代金として3千万円を要求した。警察は当初、被害者が自発的に失踪した可能性も含めて捜査していたが、身代金を要求する電話の内容などから誘拐事件と断定し、大規模な捜査本部を設置して電話の発信元の特定を進めた。金銭の授受が行われる前に男は捜査線上に浮上し、1981年1月20日に逮捕されるに至った。犯行の動機については、男が不倫関係にあった女性との交際費用や競輪・競馬などのギャンブルによって約2,800万円の借金を抱えており、その返済に窮していたことが捜査で明らかにされている。逮捕後の裁判では、身代金目的の誘拐でありながら被害者を早期に殺害していた点や、家族に対して生存を装い続けた点が、量刑判断において厳しく評価された。
経過
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1980年12月2日
昭和55年事件・事故 女子大生を家庭教師依頼を装って誘拐、殺害
呼び出した直後にロープで絞殺した。
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1980年12月4日
昭和55年その他 遺体を木曽川に遺棄
東名阪自動車道の橋りょうから遺体を投棄した。
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1981年1月20日
昭和56年逮捕 愛知県警察特別捜査本部が逮捕
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1982年3月23日
昭和57年判決 名古屋地方裁判所が死刑を言い渡し
名古屋地方裁判所
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1983年1月26日
昭和58年判決 名古屋高等裁判所が控訴を棄却
名古屋高等裁判所
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1987年8月6日
昭和62年判決 最高裁判所が上告を棄却し死刑が確定
最高裁判所
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1995年12月21日
平成7年その他 名古屋拘置所で死刑執行
出典・公的資料
- その他
- その他
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「名古屋女子大生誘拐殺人事件」事件データベース jiken.jp、2026年7月29日閲覧。https://jiken.jp/cases/1980-nagoya-female-student-kidnapping-murder/
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更新履歴
- 2026年7月16日 初版公開
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