神社本庁爆破事件
| 発生日 | 1977年10月27日(昭和52年) |
|---|---|
| 経過 | 発生から48年9か月 1989年7月1日の確定から37年 |
| 発生場所 | 東京都 渋谷区(神社本庁ビル) |
| 種別 | テロ・無差別襲撃 |
| 状態 | 判決確定 |
| 被害 | 死者 0人 負傷者 6人 |
1977年(昭和52年)10月27日、東京都渋谷区の神社本庁ビル1階ロビーで爆弾が爆発し、職員ら6人が負傷した事件。神社本庁が神道政治連盟を通じて政治活動を進めていることに反発した新左翼活動家の男による犯行で、男は同年1月の梨木神社爆破事件など一連の爆弾事件も起こしていた。
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事件の経過
1977年(昭和52年)10月27日午前10時57分ごろ、東京都渋谷区代々木にある神社本庁ビル1階ロビーに仕掛けられていた爆弾が爆発した。爆発でロビーのガラスが吹き飛び、白いきのこ雲状の煙が立ち上る中、神社本庁の職員5人と、居合わせた郵便配達員1人の合わせて6人が負傷した。捜査の結果、新左翼系の活動家の男が、神社本庁が神道政治連盟を通じて元号法制定運動などの政治活動を推進していることに反発し、単独で爆弾を仕掛けたとされる事件であることが判明した。
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逮捕と裁判の経過
男は東京都立中央図書館で神社本庁の機関紙『神社新報』を閲覧し、その論調に憤慨したことがきっかけで犯行に及んだとされる。男は同年1月1日午後8時45分ごろにも、京都市上京区の梨木神社本殿で消火器を利用した爆弾を爆発させる事件を起こしていた。梨木神社は明治維新に功績のあった公家・三条実美とその父を祀る神社で、男は三条を「日本帝国主義の担い手となった明治政府の最高権力者」と非難し、この神社を標的に選んだとされる。これら一連の事件は、新左翼系活動家による爆弾テロ活動の一部だった。1978年1月1日、東京都板橋区のアパートで別の爆弾を製造中に誤って爆発させる事故を起こしたことをきっかけに、警察庁の特別指名手配の対象となり、その後長期間潜伏生活を送った。1983年5月に逮捕され、現住建造物等放火罪等で起訴された結果、一審・二審とも懲役18年の判決が言い渡され、1989年7月、最高裁判所が上告を棄却して刑が確定した。男は服役中の1988年に、社会科学分野の研究や活動を顕彰する「思想の科学賞」を受賞し、1992年には獄中での思索をまとめた著書を出版するなど、事件後も社会に一定の反響を呼び続けた。神社本庁爆破事件は、元号法制定運動が高まりを見せていた1970年代後半、政治活動を行う宗教団体施設が新左翼テロの標的となった事件として記録されている。元号法は事件から約1年8か月後の1979年6月に成立しており、当時、皇室・神道・国家のあり方をめぐる議論が社会の関心を集めていたことが、こうした一連の事件の背景にあったと指摘されている。
経過
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1977年10月27日
昭和52年事件・事故 神社本庁ビルで爆弾が爆発、6人負傷
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1983年5月
昭和58年逮捕 活動家の男を逮捕
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1989年7月
平成元年判決 最高裁、上告棄却により懲役18年が確定
最高裁判所
出典・公的資料
- その他
- その他
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「神社本庁爆破事件」事件データベース jiken.jp、2026年7月30日閲覧。https://jiken.jp/cases/1977-jinja-honcho-bombing/
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更新履歴
- 2026年7月30日 初版公開
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