十勝沖地震

発生日 1952年3月4日(昭和27年) 1952年(昭和27年)の事件 / 3月4日に起きた事件
経過 発生から74年7か月
発生場所 北海道 十勝沖(日高・十勝・釧路地方沿岸)
種別 災害
状態 終結
被害 死者 28人  負傷者 287人
1952年(昭和27年)3月4日午前10時22分頃、北海道十勝沖を震源とするマグニチュード8.2の地震が発生した。池田・幕別などで震度6を観測し、津波が太平洋沿岸を襲って浜中町霧多布などに大きな被害が出た。死者28人・行方不明5人・負傷者287人、家屋の全半壊・一部損壊は8,500棟を超えた。
十勝沖地震を象徴する概念イラスト
※イメージ画像(生成AIによる概念イラストであり、実際の現場・関係者を写したものではありません)
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地震の発生

1952年3月4日午前10時22分頃、北海道十勝沖(北緯41度42.3分・東経144度9.0分、深さ54キロメートル)を震源とするマグニチュード8.2の地震が発生した。池田・幕別・豊頃・厚真で震度6、釧路・帯広・浦河で震度5を観測し、日高・十勝・釧路地方の沿岸低地を中心に被害が及んだ。
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被災地の状況

震源に近い日高・十勝地方の沿岸集落では、地震の揺れそのものによる家屋倒壊に加え、その後の津波によって漁業関連施設や住居が押し流される二重の被害を受けた。冬季の厳しい寒さの中での避難生活を強いられた住民も多く、行政による応急対応が急がれた。

津波と被害の実態

地震の後、津波が北海道の太平洋沿岸を襲った。津波の高さは厚岸で最大6.5メートルとされる(内閣府の資料では厚岸湾で4メートル)。とりわけ浜中町の霧多布周辺に被害が集中し、津波に押された流氷が陸に乗り上げて集落を破壊した。人的被害は死者28人、行方不明者5人、負傷者287人に上り、家屋の全半壊・一部損壊は計8,500棟を超えた(うち全壊は815棟以上)。

十勝沖地震という震源域の特徴

十勝沖から根室沖にかけての海域は、太平洋プレートが沈み込むプレート境界にあたり、大規模な海溝型地震が周期的に発生することで知られる。本地震は、この震源域で発生した昭和期最大級の地震として、後年の1968年十勝沖地震・2003年十勝沖地震などと並び、地震学における重要な研究対象とされてきた。同じ海域では約50年後の2003年にも十勝沖地震が発生している。

当時の地震観測体制

本地震は、津波警報制度の発足後に初めて大津波を伴った地震だったが、発表された警報は北海道に「ツナミナシ」、東北地方の太平洋沿岸に「ヨワイツナミ」と、実際の津波を過小評価したものとなった。一方で、前日の3月3日は1933年の昭和三陸地震の記念日にあたり、各地で警報伝達訓練や避難訓練が行われていたことが防災に役立ったとされる。

防災対策への影響

本地震の教訓は、北海道における津波避難対策や防潮堤整備の必要性を示す事例として、後年の防災計画の中でたびたび参照されている。

経過

  1. 1952年3月4日
    昭和27年

    事件・事故 十勝沖でマグニチュード8.2の地震が発生

    日高・十勝・釧路地方に被害が及び、津波が沿岸を襲った。

出典・公的資料

一次資料 1件 判決文・白書・調査報告書・法令など、原典にあたれる資料を掲載しています。

  • その他
    フリー百科事典 Wikipedia
  • 調査報告書
    内閣府防災情報のページ
    震源・規模、震度6・5の観測地点、厚岸湾の津波4m、死者28名(行方不明5)、家屋被害計8500以上を確認

さらに調べるには

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日頃の備え

大きな地震では、電気・水道・物流が数日以上止まることがあります。最低3日分、できれば1週間分の備えが勧められています。

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「十勝沖地震」事件JP、2026年10月27日閲覧。https://jiken.jp/cases/1952-tokachi-oki-earthquake/
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更新履歴

  • 2026年9月28日 内閣府資料に基づき震度・津波・被害の記述を訂正し負傷者数を補記、「戦後北海道で最大級」の誤りと出典のない記述を削除
  • 2026年8月19日 初版公開

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