泉佐野・泉大津だんじり横転事故 通称: だんじり横転事故

現在 2026年10月末時点で大阪府警が経緯を調べている。業務上過失致死傷の疑いでの書類送検などは報じられていない

この事件は捜査中です。 判決が確定していない被告人・被疑者は、有罪判決が確定するまで無罪と推定されます。記述は2026年10月29日時点で確認できた公的資料・報道に基づいており、今後の審理により変わる可能性があります。

発生日 2026年10月10日(令和8年) 2026年(令和8年)の事件 / 10月10日に起きた事件
経過 発生から1か月未満
発生場所 大阪府 泉佐野市長滝・泉大津市宮町
種別 事故
状態 捜査中 公訴時効早見表で制度を確認できます
被害 死者 2人  負傷者 16人
2026年(令和8年)10月10日、大阪府泉佐野市長滝と泉大津市宮町で、祭りで引き回し中のだんじりが交差点を右折する「やりまわし」の際に相次いで横転した事故。だんじりの側面に乗って重りとなる「たかり」役の男性2人(51歳・48歳)が下敷きになって死亡し、参加者の男性計16人が負傷した。見物客にけがはなかった。大阪府警が詳しい経緯を調べている。大阪府内ではだんじりの死傷事故が繰り返されてきたが、祭りは地域住民の自主運営が原則で、安全対策の在り方が改めて問われている。
泉佐野・泉大津だんじり横転事故を象徴する概念イラスト
※イメージ画像(生成AIによる概念イラストであり、実際の現場・関係者を写したものではありません)
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同じ日に起きた2件の横転事故

2026年(令和8年)10月10日、3連休の初日に大阪府南部の各地でだんじり祭りが開かれるなか、泉佐野市と泉大津市で、引き回し中のだんじりが相次いで横転した。泉佐野市では午前11時ごろ、泉大津市では午後1時20分ごろの事故で、いずれも交差点を右折する際にバランスを崩したとみられている。 2件の事故で、だんじりの下敷きになった男性計2人が死亡し、祭りに参加していた10〜60代の男性計16人が負傷した。見物客にけがはなかった。だんじりは高さ約4メートル、重さ約4トンと報じられている。 亡くなった2人はいずれも、方向転換の際にだんじりにぶら下がって重りとなる「たかり」と呼ばれる役割を担い、当時はだんじりの右側面に乗っていた。大阪府警は、泉佐野市の事故を泉佐野署、泉大津市の事故を泉大津署が担当し、詳しい経緯を調べている。
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泉佐野市長滝の事故

泉佐野市の事故は、同市長滝の府道交差点で起きた。発生時刻は報道により午前10時55分ごろ、10時57分ごろ、11時ごろ(119番通報の時刻)と幅がある。祭りの関係者の女性から「だんじりが横転し、負傷者がたくさん発生している」と119番があった。 消防によると、だんじりは北東方向へ走っていて、交差点を右折しようとしたところで右側に横転し、参加者の複数人が下敷きになった。たかり役として右側面に乗っていた泉佐野市の会社役員の男性(51)が、道路とだんじりの間に挟まれ、心肺停止の状態で病院に運ばれたが、搬送先で死亡が確認された。 ほかに10〜50代の男性7人が骨折などの重軽傷を負った。発生当日の初期の報道では負傷者を8人としたものもあり、その場合は2件の負傷者の合計が17人になるが、同日夜の報道では7人、合計16人にそろっている。このだんじりの引き回しの責任者の男性(59)は、翌日の段取りのため当時は現場にいなかったと報じられている。

泉大津市宮町の事故

泉大津市の事故は、午後1時20分ごろ、同市宮町の交差点で起きた。泉佐野市の現場から北東へ約16キロ離れた場所である。 泉大津署によると、だんじりは右折してすぐに左へ傾いた。だんじりを引いていた男性らはバランスを取るため右側面にぶら下がっていたが、今度は右、つまり曲がる内側へ倒れ、沿道の柵をなぎ倒した。下敷きになった大阪府和泉市の会社員の男性(48)は、その場で死亡が確認された。ほかに10〜60代の男性9人がけがをして病院に運ばれたが、いずれも命に別条はないという。 地元の住民によると、泉大津市では各町が毎年集まって安全対策を話し合っており、この年も、やりまわしが行われるカーブの内側には観客が入らないよう対策を取っていた。

「やりまわし」と「たかり」

2件の事故はいずれも、だんじりを引く参加者が勢いよく走りながら直角に曲がる「やりまわし」の際に起きたとみられている。やりまわしは、だんじりの引き回しで最大の見せ場の一つとされる。曲がる際には遠心力で車体が外側へ倒れようとするため、だんじりの側面に立って重りとなり、バランスを取るのが「たかり」の役割である。 法律上、だんじりは自転車やリヤカー、人力車などと同じ扱いで、交通ルールや罰則が適用される。祭礼で公道を引き回すには、曳行責任者らが地元の警察署長から道路使用許可を受ける必要があり、許可には「交差点では人の歩く速度に抑える」といった条件が付けられる。大阪府警交通規制課への取材にもとづく報道によれば、この条件に違反すると3カ月以下の拘禁刑または5万円以下の罰金が科される可能性がある。

繰り返されてきただんじりの事故

だんじりの横転や衝突による死亡事故は、これまでも繰り返されてきた。2015年には泉佐野市で、2019年には兵庫県尼崎市で、2022年には富田林市で、2023年には大阪市生野区と岡山県真庭市で、それぞれ男性1人が死亡したと報じられている。 このうち2022年10月の富田林市の事故では、だんじりの下敷きになった4人が死傷し、運行の責任者が業務上過失致死傷の疑いで書類送検された。過去には横転のほか、だんじりと柱の間に挟まれる事故も大阪の各地で起きており、安全対策を怠ったとして責任者らが書類送検された例もある。

捜査と行政の対応

2026年10月末の時点で、大阪府警は両事故の詳しい経緯を調べているとされ、業務上過失致死傷の疑いでの立件や書類送検は報じられていない。弁護士からは、参加者が危険を承知していても主催者側の責任が免除されるわけではなく、理論上は業務上過失致死傷罪が成立しうるとの見方が示されている。 両市とも、事故についての公式な発表は出していない。取材に対し、泉大津市の担当者は、危険な祭りを続けるのかという問い合わせが複数寄せられているとしたうえで、市の立場は伝統文化という見方で、決定権は実行委員会などにあると説明した。泉佐野市の担当者は、祭りは地元団体による自主運営が基本で、苦情があれば各町の代表者が集まる協議会に伝えていると述べた。祭りは地域住民による自主運営が原則で、行政は運営の中身に主体的に関わらないことが多いと報じられている。

審理・経過の流れ

  1. 事件・事故 2026年10月10日
  2. 事件・事故 2026年10月10日 +0日

経過

  1. 2026年10月10日
    令和8年

    事件・事故 泉佐野市長滝の交差点でだんじりが横転

    午前11時ごろ。たかり役の男性(51)が死亡、7人が重軽傷

  2. 2026年10月10日
    令和8年

    事件・事故 泉大津市宮町の交差点でだんじりが横転

    午後1時20分ごろ。たかり役の男性(48)が死亡、9人が負傷

出典・参考資料

この事件については、判決文・調査報告書などの一次資料をまだ確認できていません。以下は報道・文献などの参考資料です(出典の方針)。

さらに調べるには

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関連する法律用語

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「泉佐野・泉大津だんじり横転事故」事件JP、2026年10月29日閲覧。https://jiken.jp/cases/2026-izumisano-izumiotsu-danjiri-accidents/
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更新履歴

  • 2026年10月29日 今回の事故と関係のない過去事故の報道を出典から外し、過去事故の節を今回の事故の報道にもとづいて書き直し
  • 2026年10月29日 初版公開

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