茨城一家殺傷事件 通称: 境町一家4人殺傷事件

現在 2021年9月、殺人などの罪で男が起訴された。2026年10月時点で初公判の日程は公表されていない

この事件は公判中です。 判決が確定していない被告人・被疑者は、有罪判決が確定するまで無罪と推定されます。記述は2026年10月28日時点で確認できた公的資料・報道に基づいており、今後の審理により変わる可能性があります。

発生日 2019年9月23日(令和元年) 2019年(令和元年)の事件 / 9月23日に起きた事件
経過 発生から7年1か月
発生場所 茨城県 猿島郡境町(大字若林の住宅)
種別 殺人
状態 公判中
被害 死者 2人  負傷者 2人
2019年(令和元年)9月23日未明、茨城県猿島郡境町若林の住宅で、会社員の夫(当時48歳)と妻(当時50歳)が刃物で刺されて死亡し、中学1年の長男が重傷、小学6年の次女が軽傷を負った事件。2021年5月、埼玉県三郷市に住む無職の男(逮捕時26歳)が殺人容疑で逮捕され、同年9月に水戸地方検察庁が殺人・殺人未遂・傷害・住居侵入の罪で起訴した。裁判員裁判で審理される予定だが、2026年10月時点で初公判の日程は公表されていない。
茨城一家殺傷事件を象徴する概念イラスト
※イメージ画像(生成AIによる概念イラストであり、実際の現場・関係者を写したものではありません)
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事件の経過

2019年(令和元年)9月23日午前0時40分ごろ、茨城県猿島郡境町若林の住宅に住む妻から「助けて」という110番通報があった。約10分後に駆け付けた捜査員が、2階の寝室で会社員の夫(当時48歳)とパート従業員の妻(当時50歳)が死亡しているのを見つけた。2人は首や胸など上半身の正面を刃物で多数刺されていた。 同じ2階の子ども部屋で寝ていた中学1年の長男(当時13歳)は両腕と両足を刺されて重傷を負い、小学6年の次女(当時11歳)は催涙スプレーを両手にかけられて軽傷を負った。1階にいた大学3年の長女(当時21歳)は無事だった。長男は、襲ってきたのは男だったと思うと話した。 住宅は周囲を田畑に囲まれた林の中にあり、外からは見えにくい場所にあった。玄関などは施錠されていたが、1階脱衣所の施錠されていない窓から侵入された跡があった。室内が荒らされた形跡はなく、凶器は見つからなかった。茨城県警は境警察署に捜査本部を置き、殺人事件として捜査を始めた。
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捜査と逮捕

捜査本部は、単独の犯人が強い殺意を持って一家を襲ったとみて捜査を進めたが、一家の周辺にトラブルは確認されなかった。2020年9月には私的懸賞金の対象事件となり、広く情報提供が呼びかけられた。 同年11月、茨城・埼玉両県警は、危険な薬物などを購入しているという情報があった埼玉県三郷市の男の自宅を、殺人予備容疑で家宅捜索し、薬品や衣服など約600点を押収した。男はその後、硫黄を適切に貯蔵していなかったとして消防法違反の罪で、警察手帳の記章を偽造したとして公記号偽造の罪で、それぞれ起訴された。 2021年5月7日、茨城県警はこの男(当時26歳)を、夫妻に対する殺人の疑いで逮捕した。県警は、被害者の家族との接点は「現段階ではなかったとみている」と説明し、認否を明らかにしなかった。男の自宅から被害者宅までは約30キロ離れていた。押収したスマートフォンなどからは、事件の前に被害者宅の周辺の情報をインターネットで検索した履歴や、付近を撮影した画像が見つかったと報じられている。同月29日、県警は長男への殺人未遂と次女への傷害の疑いで男を再逮捕した。

起訴と裁判の状況

水戸地方検察庁は2021年6月から9月6日まで男の鑑定留置を行い、刑事責任能力を調べた。地検は責任能力を問えると判断し、勾留期限の同年9月17日、殺人・殺人未遂・傷害・住居侵入の罪で男を起訴した。起訴状によると、男は2019年9月、境町の住宅で夫妻を刃物で刺して殺害し、長男と次女にけがを負わせたとされる。 地検は認否を明らかにしていないが、捜査関係者によると、男は夫妻殺害の容疑で逮捕された時点で否認していた。水戸地検の次席検事は起訴の際、「収集した証拠を総合的に見て、起訴した内容に合致する。証拠などは公判で明らかにしたい」と述べた。 事件は裁判員裁判で審理される予定である。2026年5月の報道によると、水戸地方裁判所は、逮捕から5年が過ぎても裁判が始まるめどは立っていないとしていた。2026年10月時点で、初公判の日程は公表されていない。男は起訴された段階にあり、罪に問われた行為をしたかどうかは、まだ裁判で判断されていない。

事件の特徴

本件は、深夜に住宅へ侵入した人物が、寝ていた家族4人を次々に襲ったとされる事件で、発生から逮捕まで約1年8か月を要した。県警は逮捕の時点で、男と被害者の家族との接点は確認されていないと説明している。 起訴から初公判までの期間が長引いていることは、2026年5月に弁護士ドットコムニュースが「異例の長期化」として取り上げた。本件をきっかけとした法改正や制度の変更は確認されていない。判決が出た場合は、本記事を更新する。

審理・経過の流れ

  1. 事件・事故 2019年9月23日
  2. 逮捕 2021年5月7日 +592日
  3. 逮捕 2021年5月29日 +22日
  4. 起訴 2021年9月17日 +111日

経過

  1. 2019年9月23日
    令和元年

    事件・事故 境町の住宅で夫婦が殺害され、子ども2人が負傷

    死者2人・負傷者2人。午前0時40分ごろの妻からの110番で発覚した

  2. 2020年9月
    令和2年

    その他 私的懸賞金の対象事件となる

    茨城県警が広く情報提供を呼びかけた

  3. 2021年5月7日
    令和3年

    逮捕 埼玉県三郷市の男を夫妻への殺人容疑で逮捕

    県警は認否を明らかにしなかった

  4. 2021年5月29日
    令和3年

    逮捕 長男への殺人未遂、次女への傷害の疑いで再逮捕

  5. 2021年6月7日
    令和3年

    その他 水戸地検が鑑定留置を請求し、認められたと公表

    期間は9月6日まで。刑事責任能力を調べた

  6. 2021年9月17日
    令和3年

    起訴 殺人・殺人未遂・傷害・住居侵入の罪で起訴

    水戸地検が責任能力を問えると判断して起訴した

出典・参考資料

この事件については、判決文・調査報告書などの一次資料をまだ確認できていません。以下は報道・文献などの参考資料です(出典の方針)。

さらに調べるには

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関連する法律用語

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「茨城一家殺傷事件」事件JP、2026年10月28日閲覧。https://jiken.jp/cases/2019-ibaraki-sakai-family-attack/
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更新履歴

  • 2026年10月28日 初版公開

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