札幌不動産仲介店舗ガス爆発事故

発生日 2018年12月16日(平成30年)
経過 発生から7年7か月
発生場所 北海道 豊平区
種別 事故
状態 終結
被害  負傷者 52人
札幌市豊平区の雑居ビルで発生したガス爆発事故。不動産店が廃棄したスプレー缶のガスに引火したとみられ、52人が負傷した。
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事故の経過

2018年12月16日午後8時29分ごろ、札幌市豊平区平岸にある木造2階建ての雑居ビルで爆発が発生した。ビルには不動産仲介業「アパマンショップ」の店舗と、隣接する居酒屋が入居していたが、爆発によりビルは倒壊・炎上した。爆発の規模は大きく、周辺の建物のガラスが割れるなど被害が広範囲に及び、最終的に52人が負傷する事故となった。
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爆発の原因

警察・消防による調査の結果、不動産店舗が消臭・脱臭用に使用していた大量のスプレー缶(約120本)を廃棄処分する際、店内で中身を噴射して空にする作業を行っていたところ、充満した可燃性ガスに何らかの火源が引火したとみられている。密閉に近い室内空間で大量の可燃性ガスを噴射したことが、爆発の規模を大きくした要因と考えられている。

同種事故への警鐘

この事故は、消費者向けのスプレー缶であっても、大量に処分する際には爆発の危険性が高いことを社会に広く知らしめる契機となった。事故後、経済産業省や業界団体は、スプレー缶の廃棄方法に関する注意喚起を強化し、屋外での作業や換気の徹底を呼びかけるなど、同種の事故防止に向けた取り組みが進められた。

爆発の規模と被害の広がり

爆発の威力は大きく、ビルは倒壊するとともに炎上し、周辺の商業施設や住宅の窓ガラスが割れるなど、広い範囲に被害が及んだ。負傷者の多くは、飛び散ったガラス片や崩れた建材によるけがであった。人口が密集する市街地の商業ビルで発生した爆発事故として、都市部における危険物取り扱いのリスクを改めて示す事例となった。

不動産業界への影響

不動産仲介業では、退去した部屋の消臭・脱臭作業のために大量のスプレー式消臭剤や脱臭剤を使用することが一般的であり、その廃棄方法が現場の判断に委ねられていた実態が浮き彫りになった。事件後、業界団体は、可燃性ガスを含む製品の大量廃棄における安全な作業手順を定めたガイドラインを整備し、加盟店への周知を進めた。

爆発後の消防対応

爆発直後、周辺には多数の消防車・救急車が出動し、負傷者の搬送と延焼防止にあたった。木造の雑居ビルであったことも被害拡大の一因とみられ、老朽化した木造建築物が密集する市街地における防災上の課題も改めて指摘された。

経過

  1. 2018年12月16日
    平成30年

    事件・事故 雑居ビルでガス爆発が発生

    52人が負傷した。

出典・公的資料

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「札幌不動産仲介店舗ガス爆発事故」事件データベース jiken.jp、2026年8月4日閲覧。https://jiken.jp/cases/2018-sapporo-real-estate-gas-explosion/

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