東急東横線元住吉駅追突事故

発生日 2014年2月15日(平成26年)
経過 発生から12年5か月
発生場所 神奈川県 川崎市中原区
種別 事故
状態 終結
被害  負傷者 72人
大雪の影響でブレーキ力が低下し、東急東横線元住吉駅構内で列車同士が追突した事故。72人が負傷した。
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事故の経過

2014年2月15日午前0時30分ごろ、記録的な大雪に見舞われていた神奈川県川崎市の東急東横線元住吉駅構内で、下り2番線に停止していた各駅停車の列車に、後続の各駅停車が追突した。後続列車は非常ブレーキを操作したものの、ブレーキシューと車輪の間に雪が入り込んで制動力が低下し、時速30〜40キロメートルの速度で衝突したとみられている。
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被害と運行への影響

衝突の衝撃で後続列車の先頭2両が脱線し、乗客あわせて72人が負傷した(うち重傷1人)。当日は記録的な大雪の影響で、東横線では他にも10件のオーバーランが発生しており、雪による制動力低下が路線全体で問題となっていた。事故の影響で東横線・目黒線の一部区間は運転を見合わせ、運転再開は翌16日の始発からとなった。

再発防止策

事故を受け、東急電鉄は積雪時のブレーキ操作方法の見直しや、降雪時における運転士への注意喚起の強化、車両のブレーキ性能の点検強化などの再発防止策を講じた。都市部の鉄道であっても、大雪時には通常想定していない制動力低下のリスクがあることを改めて示した事例として、その後の首都圏鉄道各社の降雪対策にも影響を与えた。

大雪と首都圏交通網の混乱

事故が発生した2014年2月中旬は、関東地方を中心に記録的な大雪に見舞われた時期であった。積雪により首都圏の鉄道各線でダイヤの乱れやオーバーランが相次いでおり、東急東横線の事故はそうした異常気象下での運行管理の難しさを象徴する出来事であった。同時期には、他の路線でも立ち往生や運休が相次ぎ、首都圏の交通インフラの雪害への脆弱性が広く認識された。

都市鉄道における雪害対策

この事故を契機に、都市部の鉄道であっても大雪時には通常と異なる運行基準を適用する必要性が改めて認識された。国土交通省は鉄道事業者に対し、降雪時のブレーキ性能低下を踏まえた速度制限や車両間隔の確保など、安全運行のための指針の周知徹底を求め、他の私鉄各社でも同様の対策強化が進められた。

利用者への影響

事故発生時は深夜0時30分ごろであり、多くの利用者が終電間際の車内にいた。負傷者の多くは、追突の衝撃で車内で転倒するなどしたものであった。運転見合わせにより、翌朝の通勤・通学にも影響が及び、都市部における交通障害の波及範囲の大きさを改めて示す結果となった。

経過

  1. 2014年2月15日
    平成26年

    事件・事故 元住吉駅構内で列車同士が追突

    72人が負傷した。

出典・公的資料

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「東急東横線元住吉駅追突事故」事件データベース jiken.jp、2026年8月4日閲覧。https://jiken.jp/cases/2014-toyoko-line-motosumiyoshi-collision/

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