池袋通り魔殺傷事件
| 発生日 | 1999年9月8日(平成11年) |
|---|---|
| 経過 | 発生から26年10か月 2007年5月2日の確定から19年2か月 |
| 発生場所 | 東京都 豊島区東池袋 |
| 種別 | テロ・無差別襲撃 |
| 状態 | 判決確定 |
| 被害 | 死者 2人 負傷者 6人 |
1999年(平成11年)9月8日昼、東京都豊島区東池袋の繁華街で、男(当時23歳)が包丁や玄能で通行人を次々と襲い、女性2人が死亡、6人が負傷した。男は取り押さえられてその場で現行犯逮捕され、2007年5月2日、死刑が確定した。
事件の経過
1999年9月8日午前11時35分ごろ、東京都豊島区東池袋の東急ハンズ池袋店前の路上で、男(当時23歳)が刃渡り約14センチの包丁と玄能を持って通行人を次々に襲った。男はまずサンシャイン60方面からエスカレーターで下りてきた66歳の女性の胸を包丁で突き刺し、その後も繁華街を走り回りながら手当たり次第に通行人へ切りつけた。29歳の女性を含む2人が死亡し、6人が重軽傷を負った。異変に気づいた周辺の通行人数人が男を池袋駅前で取り押さえ、駆けつけた警察官がその場で現行犯逮捕した。事件は平日の白昼、多くの買い物客でにぎわう繁華街の路上で発生し、被害者は男とは面識のない通りすがりの人々だった。特定の相手を狙わない無差別性の高さと、大都市の中心部という現場の性質から、通り魔犯罪に対する都市部の防犯意識を大きく高める契機となった。事件は昼間の時間帯に多くの目撃者がいる状況で発生したため、通行人が協力して犯人を取り押さえた点も注目され、周囲の人々の連携が被害拡大を食い止めた事例としても記憶されている。
動機と裁判の経過
男は岡山県出身で、幼少期に両親のギャンブル依存や失踪を経験するなど複雑な家庭環境で育ち、経済的困窮から高校を中退して職を転々としていた。犯行の直接的な動機として、明確な人間関係のトラブルは確認されず、不特定多数への敵意が背景にあったとみられる。弁護側は公判で男が心神喪失または心神耗弱の状態にあったと主張したが、裁判所はこれを認めなかった。第一審は死刑判決を言い渡し、控訴審・上告審も判断を維持し、2007年5月2日、最高裁判所で死刑が確定した。判決確定から長期間が経過した後も死刑は執行されていない。日本弁護士連合会は2018年、男が拘置中に統合失調症の症状を強め、感情の平板化や無関心といった陰性症状が顕著であるとして、刑事訴訟法が定める「心神喪失の状態にある死刑確定者への執行停止」に該当する疑いがあるとする勧告を法務大臣に提出した。判決確定後の拘置環境や精神状態の変化が、死刑執行の是非にどう影響するかという論点を投げかける事例として、今なお議論の対象となっている。
経過
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1999年9月8日
平成11年事件・事故 繁華街で通行人が次々と襲われる
女性2人が死亡、6人が負傷。
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1999年9月8日
平成11年逮捕 通行人らに取り押さえられ現行犯逮捕
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2007年5月2日
平成19年判決 最高裁判所が上告を棄却し死刑確定
最高裁判所
出典・公的資料
- その他
- その他
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「池袋通り魔殺傷事件」事件データベース jiken.jp、2026年7月29日閲覧。https://jiken.jp/cases/1999-ikebukuro-stabbing/
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更新履歴
- 2026年7月17日 初版公開
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