御嵩町長襲撃事件
| 発生日 | 1996年10月30日(平成8年) |
|---|---|
| 経過 | 発生から29年9か月 |
| 発生場所 | 岐阜県 御嵩町 |
| 種別 | テロ・無差別襲撃 |
| 状態 | 未解決 |
| 被害 | 死者 0人 負傷者 1人 |
1996年(平成8年)10月30日、産業廃棄物処理場の建設に反対していた岐阜県御嵩町の柳川喜郎町長が、自宅マンション付近で2人組の男に襲われ頭蓋骨骨折の重傷を負った事件。犯人は逮捕されないまま2011年に公訴時効が成立し、未解決事件となっている。
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事件の経過
1996年(平成8年)10月30日午後6時15分ごろ、岐阜県可児郡御嵩町の柳川喜郎町長(当時63歳)が、自宅マンションのエレベーター付近で、待ち伏せていた2人組の男に鈍器のようなもので頭部などを殴打された。柳川町長は頭蓋骨骨折の重傷を負い、肺にも損傷を受けて病院に搬送され、約1か月間の入院を余儀なくされた。柳川町長は、町内で計画されていた産業廃棄物最終処分場の建設に反対する立場を明確にしており、1995年4月の町長選挙でも処分場建設反対を公約に掲げて初当選していた。
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その後の捜査と公訴時効
捜査の過程では、処分場建設を計画していた業者から現金を受け取っていたグループが、建設に反対する柳川町長のスキャンダルを探る目的で電話の盗聴を行っていたことも判明し、事件との関連が指摘された。岐阜県警察は事件解決のため延べ15万5000人の捜査員を投入し、最大時には180人態勢で捜査にあたったが、犯人の特定には至らなかった。事件発生から15年が経過した2011年10月30日、公訴時効が成立し、犯人が逮捕されないまま未解決事件として法的に決着した。一方、事件の発端となった産業廃棄物処分場計画は、1997年6月、全国で初めて処分場建設の是非を問う住民投票が御嵩町で実施され、投票率87.50パーセントのもと79.65パーセントが建設に反対するという結果になった。計画はその後も凍結が続き、2008年3月、岐阜県知事・御嵩町長・処分場計画業者の3者が合意し、業者が県への許可申請を取り下げたことで、13年以上にわたった計画は正式に中止された。地方自治体の首長が、政策上の立場を理由に襲撃されたこの事件は、地方政治と産業廃棄物処理をめぐる利害対立の深刻さを象徴する事件として記憶されている。柳川町長は襲撃を受けてなお建設反対の立場を貫き、事件後も町長職にとどまり続けた。この事件は、地方自治体の首長が暴力による威嚇に屈しなかった事例としても語り継がれている。
経過
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1996年10月30日
平成8年事件・事故 柳川喜郎町長が自宅付近で襲われ重傷
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2011年10月30日
平成23年その他 公訴時効が成立、未解決事件に
出典・公的資料
- その他
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「御嵩町長襲撃事件」事件データベース jiken.jp、2026年7月30日閲覧。https://jiken.jp/cases/1996-mitake-mayor-attack/
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更新履歴
- 2026年7月30日 初版公開
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