新宿西口バス放火事件
| 発生日 | 1980年8月19日(昭和55年) |
|---|---|
| 経過 | 発生から45年11か月 1986年8月26日の確定から39年11か月 |
| 発生場所 | 東京都 新宿区西新宿一丁目(新宿駅西口バスターミナル20番乗り場付近) |
| 種別 | 放火 |
| 状態 | 判決確定 |
| 被害 | 死者 6人 負傷者 14人 |
1980年(昭和55年)8月19日午後9時ごろ、東京都新宿区の新宿駅西口バスターミナルで、発車直前の路線バス車内に男(当時38歳)がガソリンをまいて放火し、乗客ら6人が焼死、14人が重軽傷を負った事件。男は事件直前、通行人に注意された際「世間をあっと言わせてやる」と口にしていたとされる。
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事件の経過
1980年(昭和55年)8月19日午後9時ごろ、東京都新宿区西新宿一丁目の新宿駅西口バスターミナル20番乗り場付近で、発車直前の路線バス車内に、男(当時38歳、建設作業員、住居不定)がガソリン入りの容器を持ち込み、車内にまいて火を放った。バスは満員に近い状態で、乗客の多くが逃げ遅れ、車内は瞬時に炎に包まれた。男は事件直前、新宿駅周辺の路上で酒に酔って通行人に注意された際、「馬鹿にするな、世間をあっと言わせてやる」と口にしていたとされる。火災により乗客6人が焼死し、14人が重軽傷を負った。男は現場で殺人・放火の現行犯として警視庁に逮捕された。
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捜査・裁判の経過
東京地方検察庁は男を建造物等以外放火罪・殺人罪で起訴した。1984年4月24日、東京地方裁判所は犯行時の男の精神状態について心神耗弱を認定し、無期懲役を言い渡した。検察・弁護側双方が控訴したが、1986年8月26日、東京高等裁判所は一審判決を支持して双方の控訴を棄却し、無期懲役刑が確定した。男は服役中の1997年、千葉刑務所内で自殺した。
社会への影響
事件で重傷を負った被害者の一人が手記『生きてみたい、もう一度』を著し、ベストセラーとなって1985年に映画化された。都市部における不特定多数を狙った無差別放火事件として大きな衝撃を与え、公共交通機関における防火・避難対策の議論にも影響を及ぼした。事件から34年を経た2014年にはNHKスペシャルで、被害者と加害者双方のその後を追った特集番組が放送されるなど、無差別事件の被害者支援のあり方を考える題材として繰り返し取り上げられている。
経過
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1980年8月19日
昭和55年事件・事故 新宿駅西口バスターミナルでバスに放火
乗客6人が焼死、14人が重軽傷
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1980年8月19日
昭和55年逮捕 殺人・放火の現行犯で逮捕
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1984年4月24日
昭和59年判決 東京地裁、心神耗弱を認定し無期懲役判決
東京地方裁判所
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1986年8月26日
昭和61年判決 東京高裁、控訴棄却により無期懲役確定
東京高等裁判所
出典・公的資料
- その他
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その他
新宿バス放火事件、2審も無期懲役 東京高裁、心神耗弱を認める朝日新聞(東京朝刊第二社会面) 1986年8月27日発行控訴審判決日(1986年8月26日)と無期懲役確定を確認
- その他
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「新宿西口バス放火事件」事件データベース jiken.jp、2026年7月29日閲覧。https://jiken.jp/cases/1980-shinjuku-bus-arson/
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更新履歴
- 2026年7月21日 初版公開
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