山梨県の事件一覧:事故・災害が変えた安全対策(2件)
山梨県で発生した事件のうち「事故・災害が変えた安全対策」に該当するものを発生日の新しい順に掲載しています。
2 件
-
笹子トンネル天井板落下事故
2012年(平成24年)12月2日午前8時3分ごろ、山梨県大月市笹子町の中央自動車道上り線・笹子トンネルで、天井板がおよそ138メートルにわたって落下した。1枚1.2トンの板およそ270枚の下敷きとなり、走行中の車3台に乗っていた9人が死亡、2人が負傷した。国土交通省の調査・検討委員会は、天井板を吊るアンカーボルトが接着剤の劣化などで抜け落ちたことを原因とし、2000年以降この区間で打音検査が行われていなかったと指摘した。高度成長期に建設されたインフラの老朽化を国民に突きつけた事故であり、道路法施行規則の改正による5年に1度の近接目視点検の義務化につながった。
-
足和田災害
1966年(昭和41年)9月25日未明、台風26号による豪雨で、山梨県南都留郡足和田村(現・南都留郡富士河口湖町)の根場・西湖の両集落を土石流が襲った。西湖の北岸に並ぶ二つの集落は壊滅し、林業試験場の研究報告によれば死者・行方不明者は93名にのぼった。同じ日に台風24号と26号が相次いで本州に上陸するという異例の気象条件のもとで、山梨県全体では死者・行方不明者174名を数えている。生き残った住民は集落を離れて西湖の対岸へ集団移転し、根場の茅葺き集落は失われた。この災害は、予防治山と局所的な防災工事の必要性を強く認識させる契機となった。
出典: https://jiken.jp/pref/yamanashi/?theme=safety-reform(2026-10-31 取得)/ 事件JP