奈良県の事件一覧:事故・災害が変えた安全対策(2件)
奈良県で発生した事件のうち「事故・災害が変えた安全対策」に該当するものを発生日の新しい順に掲載しています。
2 件
-
法隆寺金堂壁画焼損
1949年1月26日の早朝、奈良県生駒郡斑鳩町の法隆寺で、昭和の大修理のさなかにあった金堂の内部から火が出て、7世紀後半から8世紀初めの作とされる金堂の壁画12面が焼損した事件。文部大臣は、壁画の模写作業の保温のために持ち込まれた電気座布団が原因と調査会が結論したと国会で答弁し、文部省は関係者を懲戒処分とした。この焼損は国会で文化財保護法の提出の「契機」と述べられ、翌1950年に同法が制定された。焼損の日である1月26日は、1955年から「文化財防火デー」とされている。
-
十津川大水害
1889年(明治22年)8月、停滞する秋雨前線に台風が接近し、18日から19日にかけて和歌山県から奈良県南部の山地に記録的な豪雨をもたらした。奈良県吉野地方では19日の雨量が1,000ミリを超えたと推定され、十津川郷では1,080か所で山腹が崩壊し、37か所で天然ダムが生じた。十津川郷の死者は168人、全壊・流出した家屋は426戸にのぼり、生活の基盤を失った住民はおよそ3,000人を数えた。同年10月、被災者2,691人が北海道へ移住し、新十津川村(現・新十津川町)を開いた。和歌山県でも死者1,247人の被害が出ている。深層崩壊による災害の代表例として知られる。
出典: https://jiken.jp/pref/nara/?theme=safety-reform(2026-10-30 取得)/ 事件JP