弥富市アパート放火殺人事件
| 発生日 | 2024年1月3日(令和6年) |
|---|---|
| 経過 | 発生から2年6か月 |
| 発生場所 | 愛知県 弥富市 |
| 種別 | 放火 |
| 状態 | 公判中 |
| 被害 | 死者 3人 負傷者 1人 |
2024年(令和6年)1月3日、愛知県弥富市の木造アパートで、64歳の男が住人の男女2人を殺害しようと考え、2人が住む部屋の前に積まれていた衣類などに放火し、この2人と別の部屋にいた男性の計3人を一酸化炭素中毒で死亡させ、1人に負傷させた事件。男は知的障害があるとされ、責任能力や殺意の有無が争点となった。名古屋地方裁判所は2026年(令和8年)6月29日、求刑の無期懲役に対し懲役30年を言い渡した。本稿執筆時点で控訴の有無は確認されていない。
事件の経過
2024年1月3日、愛知県弥富市の木造アパートで、64歳の男が、同じアパートに住んでいた男女2人を殺害しようと考え、この2人が住む部屋の前に積まれていた衣類などに放火した。火は部屋に燃え広がり、放火の対象となった男女2人に加え、別の部屋にいた男性の計3人が一酸化炭素中毒により死亡し、他に1人が負傷した。事件が発覚したのは出火から3週間以上が経過した同月末で、当初は失火の疑いも含めて捜査されていたが、その後、放火・殺人事件であることが判明し、男が逮捕された。
裁判の経過
男は殺人・殺人未遂・現住建造物等放火の罪に問われた。男には中度の知的障害があるとされ、この知的障害が刑事責任能力だけでなく、殺意の有無や供述の信用性にまで影響を及ぼすかどうかが裁判の争点となった。2026年6月8日から名古屋地方裁判所で裁判員裁判が始まり、被告は起訴内容を認めたが、弁護側は無罪を主張して結審した。検察側は「計画性が高く危険な犯行で、3人の命を奪った結果は重大」として無期懲役を求刑したが、同年6月29日、名古屋地方裁判所は知的障害の影響を一定程度にとどまるものと判断し、懲役30年の判決を言い渡した。本稿執筆時点で、控訴の有無は確認されていない。
発覚までの経緯
出火当初、警察や消防はこの火災を失火の可能性も含めて調べていたが、現場の状況などから不審な点が指摘され、その後の捜査で放火の疑いが強まり、事件から3週間以上が経過した1月末になって放火・殺人事件として扱われることになった。発覚までに時間を要した背景には、木造アパートという延焼しやすい建物の構造上、放火の痕跡を特定することが難航したことがあるとみられる。犯行の動機についても、被告が特定の住人2人を狙って放火したにもかかわらず、別の部屋の住人を含む3人が死亡する結果となった点が、裁判において量刑判断の重要な要素とされた。
経過
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2024年1月3日
令和6年事件・事故 アパートの衣類に放火し住人3人が死亡
一酸化炭素中毒により3人が死亡、1人が負傷した。
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2026年6月8日
令和8年公判 名古屋地方裁判所で裁判員裁判が開始
被告は起訴内容を認めたが、弁護側は無罪を主張した。
名古屋地方裁判所
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2026年6月29日
令和8年判決 名古屋地方裁判所が懲役30年を言い渡し
求刑は無期懲役だった。
名古屋地方裁判所
出典・公的資料
- その他
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「弥富市アパート放火殺人事件」事件データベース jiken.jp、2026年7月29日閲覧。https://jiken.jp/cases/2024-yatomi-apartment-arson/
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更新履歴
- 2026年7月16日 初版公開
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