市川一家4人殺害事件
| 発生日 | 1992年3月5日(平成4年) |
|---|---|
| 経過 | 発生から34年4か月 2001年12月1日の確定から24年7か月 |
| 発生場所 | 千葉県 市川市 |
| 種別 | 殺人 |
| 状態 | 判決確定 |
| 被害 | 死者 4人 負傷者 0人 |
1992年(平成4年)3月5日夕方から翌6日朝にかけて、千葉県市川市のマンションに、当時19歳の少年が押し入り、会社役員の男性(当時42歳)とその妻(同36歳)、母親(同83歳)、次女(同4歳)の一家4人を殺害し、現金約34万円などを奪った強盗殺人事件。少年は暴力団関係者から要求された金の工面に窮していたとされる。少年は同年3月6日に逮捕され、2001年(平成13年)12月に最高裁判所で死刑判決が確定した。少年だった加害者の死刑執行は2017年(平成29年)12月19日に行われ、少年時の犯行に対する死刑執行としては1997年以来約20年ぶりとなった。
事件の経過
1992年3月5日夕方、千葉県市川市のマンションに、当時19歳の少年が押し入った。少年は暴力団関係者から要求された金の工面に窮しており、金品を奪う目的で侵入したとされる。少年は在宅していた母親(当時83歳)を絞殺し、その後帰宅した会社役員の男性(同42歳)とその妻(同36歳)、次女(同4歳)を次々と殺害し、現金約34万円と預金通帳を奪った。犯行は翌6日朝にかけて行われ、少年は同日中に逮捕された。少年による凶悪犯罪として当時大きく報道され、少年法における実名報道や量刑のあり方をめぐる議論を呼んだ。
裁判の経過と死刑執行
少年は強盗殺人罪などに問われ、裁判では少年であることを理由に刑の減軽が認められるかどうかが争点となった。最高裁判所は2001年12月、「4人の生命を奪った結果は極めて重大で、犯行の様態は冷酷かつ執拗」として、死刑を言い渡した一、二審判決を支持し、死刑が確定した。死刑執行は2017年12月19日に行われ、法務省は強盗殺人罪などに問われた元少年の死刑を執行したと発表した。犯行当時少年だった者の死刑執行は、1997年の永山則夫元死刑囚の執行以来、約20年ぶりであった。
少年法をめぐる議論
本件は、19歳という少年法の適用対象でありながら4人もの命を奪った凶行として、少年による凶悪犯罪に対する量刑や実名報道のあり方をめぐる議論を大きく喚起した事件である。当時は少年の犯罪に対して更生の可能性を重視する立場が根強かったが、本件のような計画性のない衝動的な犯行であっても結果の重大性が極めて大きい場合には、少年であることが必ずしも極刑回避の理由にならないことを示す先例として位置づけられた。2017年の死刑執行は、少年時の犯行に対する死刑執行が久しく行われていなかった中での実施であったことから、少年に対する死刑制度の運用状況を改めて社会に印象づける出来事となった。
経過
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1992年3月5日
平成4年事件・事故 マンションに押し入り一家4人を殺害
母親・会社役員男性・妻・次女の4人を殺害し、現金を奪った。
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1992年3月6日
平成4年逮捕 少年を強盗殺人容疑で逮捕
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2001年12月
平成13年判決 最高裁判所が死刑判決を支持し確定
最高裁判所
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2017年12月19日
平成29年その他 死刑執行
少年時の犯行に対する死刑執行としては1997年以来約20年ぶりだった。
出典・公的資料
- その他
- その他
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「市川一家4人殺害事件」事件データベース jiken.jp、2026年7月29日閲覧。https://jiken.jp/cases/1992-ichikawa-family-murder/
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更新履歴
- 2026年7月16日 初版公開
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