東村山警察署旭が丘派出所警察官殺害事件

発生日 1992年2月14日(平成4年)
経過 発生から34年5か月
発生場所 東京都 清瀬市
種別 殺人
状態 未解決 公訴時効早見表で制度を確認できます
被害 死者 1人
東京都清瀬市の派出所で勤務中の警察官が刺殺され、拳銃が奪われた事件。2007年に公訴時効が成立し、未解決のままとなっている。
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事件の経過

1992年2月14日午前3時20分ごろ、東京都清瀬市旭が丘の警視庁東村山警察署旭が丘派出所で、勤務中の巡査長が何者かに首や胸を刃物で刺された。巡査長は病院に搬送されたが、まもなく死亡が確認された。現場からは、巡査長が携帯していた拳銃(実包5発入り)が奪われていたことが判明した。
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長期化した捜査

警視庁は特別捜査本部を設置し、大規模な捜査を展開したが、有力な手がかりは得られないまま年月が経過した。2006年、時効成立まで残り1年となったことを受け、地元の防犯協会は犯人検挙に結びつく情報に対して懸賞金300万円を支払うことを決定するなど、最後まで解決に向けた取り組みが続けられた。

時効成立とその後

しかし手がかりを得られないまま、2007年2月14日午前0時、殺人罪の公訴時効(当時は15年)が成立し、事件は法的に未解決のまま終結した。警察官が勤務中に殺害され拳銃を奪われるという事件でありながら解決に至らなかったことは、当時の捜査体制や派出所の防犯体制に大きな課題を突きつけた。2010年の刑事訴訟法改正で殺人罪の時効は廃止されたが、本事件は改正前に時効が完成しているため、この改正の対象外となっている。

警視庁の初動対応

事件発生直後、警視庁は周辺地域に緊急配備を敷き、奪われた拳銃の行方の特定を最優先課題として大規模な捜査を展開した。派出所という、本来は地域住民の安全を守るための拠点で警察官自身が犠牲になったことは、当時の警察内部にも大きな衝撃を与え、単独勤務の派出所における警備体制の見直しを求める声が上がった。

未解決事件としての教訓

本事件は、警察官が殺害され、なおかつ拳銃という危険な凶器が奪われたまま未解決に終わった稀有な事例として記録されている。時効成立後も、事件の詳細な経緯や捜査資料は防犯・治安研究の対象として取り上げられ、派出所の単独勤務体制や、深夜早朝の警戒態勢のあり方を考える上での教訓とされている。

関連する未解決事件との比較

警察官が殺害され拳銃が奪われる事件は極めて異例であり、日本国内では類例が少ない。同時期に発生した他の未解決事件と同様、本事件も長期間にわたり捜査が継続されたが、有力な物証や目撃情報を得られないまま時効を迎えた点で、日本の刑事司法における「時効の壁」を象徴する事例としてしばしば言及される。

経過

  1. 1992年2月14日
    平成4年

    事件・事故 派出所で巡査長が刺殺され拳銃が奪われる

  2. 2007年2月14日
    平成19年

    その他 殺人罪の公訴時効が成立

出典・公的資料

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「東村山警察署旭が丘派出所警察官殺害事件」事件データベース jiken.jp、2026年8月4日閲覧。https://jiken.jp/cases/1992-higashimurayama-police-officer-murder/

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