下関通り魔事件
| 発生日 | 1999年9月29日(平成11年) |
|---|---|
| 経過 | 発生から26年10か月 2008年7月11日の確定から18年 |
| 発生場所 | 山口県 下関市(JR下関駅) |
| 種別 | テロ・無差別襲撃 |
| 状態 | 判決確定 |
| 被害 | 死者 5人 負傷者 10人 |
1999年(平成11年)9月29日、山口県下関市のJR下関駅で、男(当時35歳)がレンタカーで駅構内に突入した後、刃物で乗客に切りつけ、5人が死亡、10人が負傷した。男はその場で取り押さえられ、2008年7月11日に死刑が確定、2012年3月29日に執行された。
事件の経過
1999年9月29日午後4時25分ごろ、山口県下関市のJR下関駅東口の歩道から、運送業の男(当時35歳)が運転するレンタカーが駅玄関のガラスドアを突き破り、駅構内のコンコースに突入した。車は歩行者を次々にはねながら約60メートル暴走し、この時点で58歳と80歳の女性2人が死亡、6人が重軽傷を負った。男は車を降りると、あらかじめ助手席に用意していた刃渡り約18センチの包丁を手に改札を通り抜けてホームに駆け上がり、電車を待つ乗客に次々と切りつけた。ホームでは3人が刺殺され、4人が重軽傷を負った。男はホームで駆けつけた鉄道警察隊員に取り押さえられ、現行犯逮捕された。
動機と裁判の経過
男は大学進学後に対人恐怖症を患い、就職せずに実家で過ごす生活が続いた末、精神科病院への入退院を繰り返していた。事件前、職場や私生活での人間関係のもつれや度重なる災難から自暴自棄になり、「社会にダメージを与えてから死んでやろう」と無差別殺傷を計画したとされる。裁判では起訴前の簡易鑑定で「責任能力に欠けるところはない」とされていたが、公判で行われた2度の精神鑑定の結果は分かれ、一方の鑑定人は善悪の判断能力が著しく減退していたとして心神耗弱の可能性を指摘し、もう一方は完全責任能力があったとする見解を示した。2002年9月20日、山口地方裁判所はこれらの鑑定結果を踏まえたうえで完全責任能力を認め、「史上まれにみる凶悪な犯罪で、動機に酌量すべき事情もない」として死刑を言い渡した。男は「神の指示で動いた」などと供述して責任能力の有無が争われたが、2005年6月28日に広島高等裁判所が控訴を棄却し、2008年7月11日には最高裁判所が上告を棄却して死刑が確定した。死刑は2012年3月29日に執行された。多数の死傷者を出した通り魔事件でありながら、駅という公共交通の拠点が標的にされた点で、鉄道施設における防犯体制のあり方にも一石を投じた事件となった。
経過
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1999年9月29日
平成11年事件・事故 JR下関駅に車が突入し乗客が刺される
死者5人、負傷者10人。
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1999年9月29日
平成11年逮捕 鉄道警察隊員に取り押さえられ現行犯逮捕
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2002年9月20日
平成14年判決 山口地方裁判所が死刑判決
山口地方裁判所
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2008年7月11日
平成20年判決 最高裁判所が上告を棄却し死刑確定
最高裁判所
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2012年3月29日
平成24年その他 死刑執行
出典・公的資料
- その他
- その他
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「下関通り魔事件」事件データベース jiken.jp、2026年7月29日閲覧。https://jiken.jp/cases/1999-shimonoseki-stabbing/
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更新履歴
- 2026年7月17日 初版公開
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